もうね、ライアンの愛情が重い!でも、その重さの奥にあるものを考えると、簡単に責められないのがつらいんです。イネスの記憶を取り戻してほしい気持ちと、思い出した先で自分から離れてしまうかもしれない恐怖。その両方を抱えたライアンが、屋敷の花まで変えようとするんですよ。屋敷の大改装でどうにか心まで守ろうとしているの、切なすぎるでしょう! しかも、セザールだってずっと寂しかったんです。周りの人に大切にされても、やっぱり母親にそばにいてほしかった。その気持ちを知ったイネスが、これから息子のことをもっと知ろうとする姿には胸がぎゅっとよ。一方で、イネス自身も失った記憶や能力、自分の出生の秘密を追い始めるんですよね。愛する人たちと一緒にいたい気持ちだけでは、解決できない問題がある。ライアンの独占欲まで顔を出してきて、もう忙しいったらないわ!
76話|イネスを守りたいライアンが過去を隠す(S3)
イネスが帰ってきて幸せいっぱいのはずなのに、ライアンはバラを全部撤去!どれだけ過去を恐れているのよ、もう切ないったらないわ!
セザールを抱っこしながらキアンと話して、ロバートやメイドとも再会を喜び合うイネス!いやあ、みんな本当にうれしいわよね。突然いなくなった人が戻ってきて、また目の前で笑ってくれるんだもの。ロバートがライアンなら必ず見つけてくれると信じていた話も、胸にくるじゃないの。イネスがみんなに謝る姿まで見たら、そりゃあ抱きしめたくもなるわ!
ところがライアン、喜びに浸っている場合じゃなかったらしい。イネスの記憶が戻るのを防ぐために、屋敷のバラを全部撤去、庭の花も植え替え、父親の肖像画や遺品まで片づけろって…待って待って、改装の規模がとんでもないのよ!侍従が困るのも当然だわ。しかも白いバラはエレノアの象徴なのに、跡形もなくしたいだなんて。イネスの好きな花も分からず、セザールが好きなアネモネを選ぶあたり、ライアンの不器用さが出ているのよね。愛する人のために必死なのは分かる。でも、記憶を刺激するものを消せばいいなんて、そう簡単な話じゃないでしょうに。
それでも、キアンにもう一度イネスの記憶を消してほしいとは言えない。ライアン自身、これ以上罪を重ねる勇気はないと思っているのよね。彼女を守りたい気持ちと、過去を思い出される恐怖がぐちゃぐちゃに絡まっているわけ。強引に何でも決めてしまう人なのに、心の中は全然落ち着いていないのがつらいわ。
そして夜!イネスに同じ寝室を使おうと持ちかけるライアン、急にどうしたのよ。セザールを一人で寝かせていたことを指摘されて、言い訳するところも妙に気になるじゃない。しかもライアンは、あの日の悪夢が繰り返されるのを恐れているわけで…。嫌がることはしたくないのに、そばにいたい気持ちも抑えられないのね。イネスが熱っぽい様子に気づき、手の傷まで心配して頬に触れる姿には、思わずニヤニヤしちゃったわ。ライアンの反応まで含めて、まだ自分にもイネスを振り向かせる力があると思いたいのかしら。少しずつ近づく二人を見ていると、今度こそ本音で向き合える日が来てほしいな‥。
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77話|セザールの幸せな朝に、イネスが投げかけた切ない質問
イネスはあなたに何も望んでいないと伝えたいのに、ライアンの愛してるが止まらないの‥もう苦しいわ!
イネス、セザールと一緒にいられるようになったのに、どうしてそんなに自分から幸せを遠ざけようとするのよ…!ライアンには風邪をうつさないよう寝室を別にすると伝え、眠るまでそばにいたいというお願いにも簡単には応じないの‥強い。いや、セザールへの気遣いは分かるのよ。でもライアンのほうは、イネスに近づきたくて仕方がないのが丸分かりじゃないの!
しかも、明日何をしたいか聞かれて、セザールの楽しみを優先するところはイネスらしいわ。リスの小屋を作りに工房へ行くなんて、親子で過ごす予定としてはかわいいじゃないの。夏服まで仕立てようとしているし、暮らしを整える気持ちもある。でも街に出れば噂になると警戒しているあたり、イネスの心はまだ全然落ち着いていないのよね。ライアンが噂を広める人の口をどうにかすると物騒なことを言い出すのも、極端すぎて笑うしかないって。愛情表現の方向が毎度ちょっとおかしいのよ!
そしてイネスが望んだのは、窓から海を眺められる暮らし。内陸にあるランデバでは叶わない願いだと分かっていて、わざと口にしたのね。ライアンに何も望んでいないと察してほしいのだろうけど、彼は庭より海が好きなのかと受け止めている。うーん、そこじゃないのよ!ライアンは「愛してる」と伝え、髪に触れながら名残惜しそうに部屋を出けど‥。気持ちは届いているのに、二人の心の距離はまだ簡単には縮まらないのが苦しいわ。
一方、翌朝のセザールがもう…!目を覚まして母親がそばにいると分かったときの喜びがたまらない。イネスがどこにも行かないと約束すると、セザールは会いたくて夢にまで見ていたと素直に打ち明けるの。でも周りの人たちに寂しい気持ちを話せなかったのは、みんなが泣いてしまうから。小さいのに周囲を気遣って、自分の本音を飲み込んでいたなんて、健気すぎるでしょう…。大切にされていたことと、母親がいなくて寂しかったことは別なのよね。
だからこそ、イネスの質問が気になる。「私を恨んだことはある?」って、母親として聞くのが怖い答えだって分かっているはず。それでも知りたいのは、セザールの心に残った寂しさまで受け止めたいからなのかしら。せっかく親子で笑い合える朝が来たのに、イネス自身もまだ自分を責めているようで、胸が痛いわ。セザールは何と答えるのかしら…。この子が本当の気持ちを全部話せるようになるまで、イネスは自分を責めずにいられるのかな。
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78話|イネスは大聖堂へ向かう決意を告げる
ライアン、愛情がだだ漏れじゃないの!なのに大聖堂の話になった途端、その顔は‥?!
うわぁライアンってイネスがいなくなってから、そんな状態で二年間を過ごしていたの!?いや、普段のあの堂々とした姿を見ていると、まさかセザールがそばにいないとまともに眠れないほどだったなんて思わないじゃないの…!
まず、イネスとセザールのやり取りが切ないの。セザールは母が病気で自分を抱きしめることさえできなかったと覚えているのね。幼い子どもにとって、母親に甘えられない時間がどれだけ寂しかったことか。それでもイネスは自分のせいで息子が苦しんだと責めるのではなく、病気はセザールのせいじゃないと伝えるの。これから好きなものも嫌いなものも、何でも話してほしいって…二人で失った時間を少しずつ埋めていこうとしているのがたまらないわ。
そして、キアンが残したメモから大聖堂を調べようとするイネス。記憶を取り戻したいだけじゃなく、セザールを守るためにも自分の能力を取り戻したいのよね。母親としての気持ちが強くなっている一方で、まだ知らないことが多い現実にも直面してて‥。だって、セザールが父親を心配しているんだもの!イネスがいなかった二年間、ライアンは息子を気にかけながら、セザールがそばにいるときだけ安心して眠れていた。セザールもそれを知って、ときには自分から父親と一緒に眠っていたわけでしょ。幼いのに、父親の寂しさまでちゃんと感じ取っているのが健気すぎる。しかも、母親のことが大好きなのに、父親のことも放っておけない。セザール、どれだけ周りの気持ちを見ているのよ…!
そんな事情を知らないイネスからすれば、ライアンが花を用意したり、食事の好みを細かく気にしたりする姿も不思議に映るわけで…。以前の彼を知っているからこそ、変化が気になるのよね。しかも庭園まで大改造中って、愛情表現がちょっと極端なのよ!手入れするというより、勢いで全部ひっくり返していそうなのもライアンらしいわ。
でも、大聖堂で高位聖職者に会いたいと告げた途端、ライアンの表情が曇る。イネスを愛しているのに、なぜ不安そうなのか。記憶が戻ることを恐れているのか、それとも別の事情があるのか。優しく世話を焼く姿と、隠しきれない不安の落差が気になるじゃないの!セザールの前では父親として踏ん張り、イネスには不器用ながら愛情を注ぐライアン。そんな彼の弱さまで知って、ますます放っておけなくなったわ。強い顔の裏でずっと寂しさを抱えていたなんて、もう本当に拗らせすぎよね。
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79話|イネスが踏み込む出生の秘密
自分から教会へ行かせておいて、実は大司教に先回りしていたライアン。いやいや、協力的な旦那様の顔をした策士なの?愛情と隠し事が入り乱れて落ち着かないのよ。
ライアン、ちょっと待って!イネスを教会へ行かせてあげるなんて、ずいぶん物分かりがよくなったじゃないの。少し前までの空気を思うと、私は警戒する癖がついちゃってるのよ。しかも本人はイネスを止めるどころか、外出用の服まで買おうとする。優しい!でも、なんか怪しい!この気持ちの忙しさ、どうしてくれるの。
馬車の中ではイネスの帽子姿を褒めて、誰にも顔を見せたくない、自分だけが見ていたいなんて言い出すライアン。いやいや、独占欲が育ちすぎでは?エドガーまでイネスに惹かれていると気にして、誰かに奪われるのが怖いと本音を漏らすあたり、もう余裕たっぷりの大公様ではいられないのね。しかも、一緒に暮らすうちに欲張りになったと自覚しているのがまた切ない。好きだからこそ失うのが怖い。でも、その気持ちをイネスに全部さらけ出せるわけでもない。愛って、ほんとに面倒くさいわね!
ところが、イネスを教会の前まで送り届けたライアンは、自分は中に入らず待つと…?ここでイネスが「一緒に来ると思ったのに」と感じるのも分かるわ。さらに、ライアンが大司教へ先に手紙を送っていたと判明。イネスの訪問を認めたのに、裏では何か手を打っているらしい。そりゃ疑いたくもなるでしょうよ。記憶を取り戻してほしくないなら、最初から行かせなければいいのに、どうして許したのか。ライアンの優しさが本物だからこそ、隠し事の存在が余計に気になるのよ。
そんなイネスの前に現れたエドガーは、ライアンの指示に縛られず大司教と話せるよう手配してくれるわけ。セリアの回復や婚約の話も落ち着いて受け止め、イネスを責めないところも彼らしいの。イネスだって申し訳なさを抱えているのに、何度も謝らなくていいと伝えるのよね。こういう気遣いは沁みるわ。
そして、イネスが自分の出生と「最古の闇」の宿主であることを大司教へ告げる展開!愛のすれ違いを追っていたら、今度は自分が何者なのかという根っこの問題に踏み込んでいくんだから、目が離せないって。ライアンの愛情も、イネスが失った記憶も、まだ簡単には片づきそうにないけれど、自分の足で真実を探し始めたイネスを応援したいわ。どうか彼女が、自分の過去にも今の愛にも、ちゃんと向き合える答えを見つけられますように!
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80話|ジェネアに伝わる5000年前の闇と封印の秘密
5000年前の闇に血筋の秘密まで、神様が悪を生み出したって、なかなか壮大な話になってきた…!
イネス、自分の出生から父親の秘密、さらに自分に眠るかもしれない力まで知ろうとしているけれど、背負うものがどんどん増えて大丈夫なのかしら。ジェネアに行けば答えが見つかるかもしれない。でも、知らなかった真実を知ることが、必ずしも心を楽にしてくれるとは限らないのよね。
今回、大司教が語った5000年前の話は、なかなか壮大だったわ。神様が人間の成長のために悪を生み出し、その闇を五つの十字架に封じたって、ちょっと待って、そもそも神様が作ったものなの!?人間が乗り越えるべき試練として生み出されたのに、人間の恨みが集まって大きな闇になってしまった。そう考えると、単純に悪いものを倒せば解決という話でもなさそうなのよね。しかも、魔術師の力は血筋で受け継がれるというじゃない。イネスの実の父親が魔術師なら、本人にも力が眠っているかもしれない。父親が何を考え、なぜイネスに闇を封じたのか。今まで知らなかった親子の事情まで絡んできて、頭の中が大忙しよ!魔術師たちが今も使命を守っているのかさえ分からないのだから、ジェネアで待っているのは希望だけじゃなさそう。
そして、私が引っかかったのはキアンのこと。大司教の説明では、最古の闇は人々の恨みから生まれた悪魔のような存在。でも、イネスが思い出すキアンは、苦しみを抱えた人間のようにも見えたのよね。5000年もの時間がたてば、闇のあり方だって変わっているのかもしれない。イネスが疑問を持ったのは大事なところだと思うわ。説明された内容をそのまま信じるのではなく、自分が見たものと照らし合わせて考えているのがいいのよ。
エドガーも、いつもの笑顔とは少し違って見えたのが気になるところ。神様に助けを求めるような言葉まで口にしていたし、彼にも何か思うところがあるのかしら。けれど、ライアンの姿が映った瞬間、そっちが気になって仕方ないのよ!馬車の前で拳を握りしめているライアンを見て、イネスはまた自分を苦しめていると察する。何を抱え込んでいるのか、どうしてひとりで耐えようとするのか。イネスが真実を知ろうとするほど、彼女の知らないところでライアンが苦しんでいるように見えて、思うほど強くなる切なさが胸に残るわ。
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