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『今さら後悔したところで』41話~45話|ライアンの愛は消えない、セリア(イネス)の記憶は戻らない

『今さら後悔したところで』41話~45話|ライアンの愛は消えない、セリア(イネス)の記憶は戻らない
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ライアン……あなた、いったいどれだけイネスのことを諦められないのよ!姿が見えなくなっても、手がかりを探して、彼女が生きてきた場所まで追いかけようとする。その執念には胸がギュッとなるし、セザールのことまで自分の責任だと思い詰めている姿には、もう無理して強がらないでって言いたくなっちゃうわ。

しかも、イネスの魂を持ちながらセリアとして生きる彼女は、自分の過去も、大切だった人とのつながりも、肝心なところが思い出せないのよね。母親の優しさに触れれば心が温まるのに、失った記憶を取り戻したい気持ちも消えない。かつては大公の愛を求めていた自分が、今はその大公妃のことを知ろうとしているなんて、もう胸の中が複雑すぎるでしょう!

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41話|キアンがセリアに再び生きる道を示す

イネスが姿を消し、ライアンは何年かかっても捜し出すと決意する。再会への執念が、ついにジェネアへ向かい始める!

イネスがいなくなった途端、ライアンの捜索モードが本気すぎるのよ!屋敷中の門を封鎖って、いったい何があったの!? と思ったら、本人の心の中はもっと大変だったわ。イネスがいない生活なんて考えられないし、誰かに連れ去られたのなら絶対に見つけ出す。でも、自分の意思で去ったのなら、生きている彼女を取り戻すことさえできないかもしれない。いやもう、どっちを考えても苦しいじゃないの…。強気なライアンが涙を流して「会いたい」と願う姿、普段との落差が大きすぎて胸に刺さるわ。

しかも、ただ悲しんでいるだけじゃないのがライアンなのよね。イネスが礼拝堂に入るために使っていた方法、そしてセザールにも受け継がれているらしい能力。そこからイネスの出生にまで目を向けて、ジェネアへ手がかりを探しに行こうとするわけ。愛する人を捜すためなら、国の問題まで調べる気満々なのがすごい。いや、行動力が恋愛の規模を超えているわ!でも、それほど必死なのよね。

一方のセリアは、もう大公への気持ちが止まらない。父親から皇太子や別の男性の話を持ち出されても、欲しいのは大公だけだと譲らないのよ。大公妃への嫉妬も相当なもので、自分が選ばれないことを受け入れられない様子で…。ところが、その執着のさなかに馬車の事故に遭い、死を意識することになる。そこで現れたキアンが、別の体で生き返る選択を持ちかけるんだから、展開が急すぎるってば!セリアは生きたいと願い、さらに大公の愛が欲しいと答える。つまり、ただ人生をやり直したいわけじゃなく、望んでいた相手まで手に入れたいのね。キアンもその答えを受け入れているし、この選択が何を引き起こすのか気になって仕方ないわ。

そして、幼いイネスと仮面のライアンの出会い。名前を尋ね合い、ライアンがいつかまた会える気がすると話していたなんて、今の二人を知っていると意味深すぎる。ライアンはイネスの過去を探り、セリアは新たな生を望む。別々に進んでいるようで、二人の運命がどこかで交わりそうな気配が濃くなってきたわね。

何より、イネスが自分を罵っても踏みにじっても構わない、それでも会いたいと願うライアンが忘れられない。愛される自信なんてなくても、彼女が生きていてくれるならそれだけでいい。そんな不器用で重たい愛情を抱えたライアンが、もう切なくて、どうかイネスに会わせてあげてと願わずにはいられないのよ!

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42話|イネスの過去が少しずつよみがえる

セリアは大切な誰かがいた気配を感じているのに、名前も思い出もつかめない。木を見つめても答えが出ない姿が、なんとも寂しいのよ。

皇太子のことを「太陽のように輝かしい方ですか?」って尋ねるセリア、なんだか可愛らしいのよね。しかも、以前会ったことがある気がするなんて、本人もはっきり分からないのに心には何か残っているらしい。記憶って不思議だわ。頭の中はすっぽり抜けていても、気持ちのほうが先に反応することってあるものね。皇太子の即位を知ったタイミングで、こんな話が出てくるのも気になるところ。

一方の神父は、記憶が戻っていないことにホッとしている様子。いやいや、セリア本人が忘れている間に、周囲はいろいろ事情を抱えているじゃないの。しかも大公に関する過去は、精神的な回復のためにも思い出さないほうがいいと考えているらしいわけ。心配しているのは分かるけれど、セリアが知らないことが多すぎて、逆に気になっちゃうわ。大公といったい何があったのよ!

そんなセリアは、修道院の子どもたちに別れを告げることに。子どもたちが「もう帰っちゃうの?」と寂しそうに尋ねる姿も可愛いし、セリアが頭をなでながら、また帰ってくると約束するのも優しいのよね。自分の記憶さえ曖昧なのに、子どもたちとの約束はちゃんと大切にする。その人柄まで失われたわけじゃないのが、ちょっとうれしい。

そして、イネスとしての記憶をたどるセリア。幼い頃に暮らした城や豪華な宮廷、そこから逃げ出して海沿いの都市へ向かったことは覚えているのに、20歳から26歳までがごっそり抜けているのよ。人生の大事な時期が丸ごと空白なんて、本人からしたらたまったものじゃないわよね。しかも、黒髪に緑の瞳を持つ人物のことが妙に気になる。思い出すのか?!

皇太子の住所を思い出して、手紙を託す場面も見逃せないわ。ちゃんと届くかしらと気にしながら、忘れてしまった相手とのつながりを考えるセリア。記憶に残っているなら大切な人だったのかもしれないのに、本人は何も思い出せない。木を見つめながら「そこまで大事な人ではなかったのかしら」と考えるのも、切ないじゃないの。忘れたから大切じゃなかった、なんて簡単に決められるわけないのに。セリアの心に残っている小さな引っかかりが、どうか大切な人へつながってほしいわ。

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43話|キアンとエドガーがライアンの執着を警戒する

キアン、事情を説明する気がないくせにエドガーにはイネスを守れって、注文が多いのよ!大事な話くらい最初から全部話してちょうだい。

キアンが皇太子・エドガーにイネスを守ってほしいと頼む姿、いやもう、あなたが行けばいいじゃないの!って思ったのに、まさか自分が彼女を死に追いやったから二度と戻らないと決めているとは…。守りたい相手から自分で離れるって、どれだけ苦しい選択をしているのよ。しかも皇太子に説明を求められても、キアンは必要なことは話したと言い張るの。いや、全然足りてないわよ!イネスがどうやって生き返ったのか、なぜ記憶を失ったのか、皇太子だって知りたいことだらけでしょうに。なのにキアンは、今は過去を掘り返すより、イネスを守ることが先だと話を進めてしまう。キアン、自分の中では全部つながっているんだろうけど、聞かされる側はたまったものじゃないわね。

さらに怖いのがライアンよ。イネスがいなくなった後も手掛かりを追い続け、ジェネアまで服属させた理由が彼女の過去を探るためだったなんて、執着の規模が大きすぎるのよ。顔も身体も声も違うセリアを見て、ライアンが本当にイネスだと気づくのか。皇太子は疑問を抱いているけれど、キアンはまったく疑っていない様子。この自信、どこから来るのかしら。

そんな緊張感のある話からセリアの家族との時間に移ると、少しホッとするわ。母は記憶が戻らなくても娘は娘だと言ってくれるし、セリアも二時間も話し込んでしまうほど温かく迎えられているわけ。記憶を失ったことを責められず、今の自分を受け入れてもらえるのは本当にありがたいことよね。でも、セリア自身はそれだけでは満たされない。自分が誰なのか知りたいし、かつて愛した人も、大切だった記憶も取り戻したい。家族に愛されているからこそ、失ったものを探したい気持ちも消えないのよね。そしてメイドから聞かされたライアンの変化。大公妃がいなくなって以来、再婚の申し出をすべて断っているなんて、いったいどれほど彼女を忘れられずにいるのか。

キアンは戻らず、ライアンは忘れられず、セリアは何も思い出せない。三人とも相手への気持ちが違う形で残っているのに、肝心のセリアだけが自分の過去さえ知らないなんて、あまりにも切ないじゃないの……。

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44話|失踪した妃をライアンが執念深く探す

セリア(イネス)‥過去の自分を知るほど、今の自分との違いが気になり始めてきたわよ!

大公妃の遺体が消えたって、いきなり話が重いのよ!しかも大公は黒髪で青い目の女性を片っ端から探して、妃のふりをした女性まで厳しく追及したらしい。あぁぁぁ、どれだけ必死なの!?ってなるけど、セリアの反応がまた冷静なのよね。身分の低い庶子だった妃を、そこまでして探す理由が分からない。そもそも大公は妃を愛していなかったのでは、と疑問をぶつけるのよ。

それに対してメイドが返すのは、愛に気づくのが遅すぎたのだという話。うーん、確かに失って初めて気づく感情もあるのかもしれない。でもセリアは、執着と愛は同じじゃないとバッサリ!そうなのよ、相手を失いたくない気持ちと、相手の幸せを願う気持ちは必ずしも一緒じゃないもの。大公妃だって、今さらそんなふうに探されることを望んでいるとは限らない。セリアの言い分、なかなか鋭いわ。

ところが、そんなセリア自身がなぜか落ち着かない。大公との結婚を望んでいたのは、今の自分ではなく、以前のセリアだったと考えているのに、話を聞けば聞くほど気持ちが引っかかっているのよね。自分の感情なのに、自分でも理由が分からないって、これがいちばん厄介!さらにクララから、昔のセリアは欲しいものを何でも手に入れようとする性格だったと聞かされる。そこでセリア(イネス)が思うのは、自分に戻りたいということ。わあ、これは大きな変化じゃない?今の自分を否定するというより、遠慮してばかりで手放してきたものを、もう一度ちゃんと望める人間になりたいのかしら。

しかも皇帝から個人的な手紙まで届いているし、皇后候補としても有力だという話まで出てくる。ちょっと、セリアの未来、思っていた以上に大きく動きそうなんだけど!ただの挨拶だとごまかしているところも気になるし、以前の自分ならこの状況をどう利用したのかも知りたくなるわ。

一方でキアンとセザールの場面では、セザールが秘密を父親に話したのではないかと疑っている。セリアの過去と皇帝からの手紙、そしてセザールたちの秘密。別々に見える話がどうつながっていくのか、気になることが増えすぎなのよ!セリア(イネス)が自分の望みを堂々と口にできるようになったら、いったい誰を選び、何を手に入れようとするのかしら。今度こそ自分の気持ちに遠慮なんてしないでほしいわね!

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45話|セザール、キアンに母親への思いを打ち明ける

セザールを守りたいライアンも、イネスを探し続けるライアンも、苦しそうで胸がぎゅっと‥。

えっ、ライアン、イネスに似た女性の手がかりが見つかったの!?それは期待しちゃうでしょうよ…。しかも情報が入ったのはランデバの情報ギルドで、ジェネア近郊の貧民街にある施設につながっているらしい。イネスがそこにいると決まったわけじゃないのに、ライアンにとっては探し続ける理由がまたひとつ増えたのよね。もうお願いだから、今度こそ希望が空振りに終わらないでほしいわ。

ただ、ライアンの心の中はそれだけじゃないのが苦しいところ。セザールの体調を考えて、すぐに首都へ向かえなかったことすらもどかしいのに、イネスの出産を振り返って「自分が一度でも振り返っていたら、彼女の苦しみは少なかったのか」「セザールは健康に生まれていたのか」と悔やんでいるわけ。いや、ライアン…過去に戻って確かめられないことを、ずっと自分ひとりで背負っているのがつらいのよ。イネスを探したい気持ちが強いほど、あのときの自分への後悔まで膨らんでしまうのね。

そして、記憶の中でイネスを引き止めようとするライアンの姿が、また苦しい。何もかも与えるからそばにいてほしいという願いには、彼女を大切に思う気持ちも、二度と失いたくない恐怖も入り交じってて…。愛しているからこそ手放せない。でも、相手がどこへ行くのかさえ自分では決められない。そのどうしようもなさが、ライアンを追い詰めているように見えるのよ。

そんな父親の変化を、セザールがちゃんと感じ取っているのも胸に残ったわ。自分だって母親に会いたいのに、父親のことも心配しているのよね。首都の街へ行きたいと無邪気にお願いする姿には、年相応の可愛らしさがあって、少し救われる気持ちになるのよ。ライアンも翌日は一緒に出かけようと約束してくれたし、せめて親子で過ごす時間くらいは穏やかであってほしいもの。

イネスを探す希望が見えたのに、ライアンの心は簡単には晴れない。むしろ希望があるからこそ、今度こそという思いが強くなるのかもしれないわね。あんなに強く見えるライアンが、イネスのことになると後悔も不安も抱えきれないほどになるのが、もう切なくてたまらない。どうか今度は、探し求めた先でライアンにもイネスにも、そしてセザールにも、心から笑える時間が訪れてほしいわ。

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