ついに、由紀と司、来た来た来たよ……! ずっと微妙な距離を保っていた二人なのに、司の嫉妬が隠しきれなくなった瞬間から空気がガラッと変わるんですよね。しかも司、普段は何でも冷静にこなしているくせに、由紀と直人の関係になると急に余裕がなくなるのが分かりやすすぎる! さらっと由紀を照れさせたかと思えば、直人を気にして不機嫌になり、最後には自分でも止められないくらい感情を吐き出してしまう。この落差、ずるいんですよ…。一方の由紀も、司の気持ちをただ受け流すわけじゃなく、涙を浮かべながら自分から一歩踏み込む。その瞬間の二人には、これまで積み重なってきたものが全部ぎゅっと詰まっている感じがして、胸がぎゅっとなるんです。でも、やっと距離が縮まったと思ったら、恋も仕事も一気に忙しくなってきました!
41話|由紀が大事な契約日におしゃれして出社する
大事な契約の日に気合いを入れた由紀と、さらっと可愛いをぶっ込む司よ!
もう、最初の由紀を見た瞬間から「今日どうした!?」ってなるんですよ。コンタクトにしてスカーフまで巻いて、いつもよりちょっと気合いが入ってる。周りから「別人みたい」「きれい」って言われるのも納得なんだけど、本人が「今日は大事な日なので」って言うのがまた可愛いんですよね。仕事の大事な日だからちゃんとしよう、っていう真面目さが由紀らしい。しかも上司に「男でもできたの?」なんて言われて、そこへ司が入ってくるの、タイミング良すぎるでしょ。由紀の変化をみんなが面白がってる中、司だけ妙に落ち着いてるのも気になるし…。
そして車の中ですよ。由紀が「今日の私、変ですか?」って振り返って聞くの、完全に司の反応を気にしてるじゃん。ところが司はじーっと見たあと「いつもと変わりませんけど」。えっ、そこでそれ言う!? 由紀も一瞬しょんぼりしてるし、私まで「いやいや、そういう意味じゃないでしょ!」って横から口を挟みたくなる。でも、その直後に司が笑い出して「浅野さんは、いつもきれいですよ」。はい来た。これはずるい。散々引っ張って最後にそれを出してくるんだから、由紀が真っ赤になるのも当然なんですよ。しかも司本人は、たぶんそこまで破壊力を自覚してないのがまた困るのよ。
仕事では太陽リゾートのM&A契約が無事に締結されて、司にとってもかなり大きな一歩に、これまで積み重ねてきたものがちゃんと形になった感じがして、静かに達成感があったよ。ところがですよ。食事会が始まった途端、司の様子が怪しくなる。由紀と直人が楽しそうに話してるのを遠くから見て、「なんだあの雰囲気は」と気にし始める司。いや、さっきまで契約の話してた人どこ行ったのよ。自分もあの輪に入りたいって、完全に恋する男の顔じゃないですか。
契約は無事終わったのに、司の中では別の問題が始まってる。この妙なモヤモヤ、何か起きそうで嫌な予感しかしないんですよね。
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42話|由紀と直人の話に耐えきれなくなる
由紀と直人の思い出話は微笑ましいのに、司だけ一人でどんどん地獄へ落ちていくの何なの。
ん‥最初は普通に「今回は飲み会回か~」って、ちょっと楽しく見てたのよ。司も大企業のお坊ちゃまですからね、こういう場なんて慣れっこですよって顔して入ってくるわけ。しかも本人は「みんな秒殺してやる」くらいの勢いなのに、座った瞬間から視線が由紀の隣にいる直人へ釘付け。待って、司さん?まだ何も起きてませんけど?って(笑)。
しかも由紀がお酒を飲めないと分かったら、すかさず直人が代わりに受け取るのよ。はい出ました、司のイラっとなやつ。表面上はニコニコしてるのに、内心では「遠くに消えちまえ~」って思ってるの、隠す気あるの?さらに由紀と直人の幼少期エピソードまで始まって、もう司にとっては聞きたくない情報の大サービス状態なのよ。
由紀が5歳のころから知っていて、直人は9歳。昔は大人に見えたとか、一緒に勉強していたとか、直人が実は由紀に負けたくなくてこっそり勉強していたとか。いや、普通にいい話なのよ。二人の関係を知るほど、長い時間を一緒に過ごしてきたんだなって分かるし、由紀が楽しそうに話してるのも微笑ましい。
でも司には完全に逆効果。社員から「付き合ってるって噂になったんじゃないですか?」なんて聞かれた瞬間、司の機嫌が急降下。しかも直人までちょっと照れてるから、そりゃ司も面白くないよね。とうとうグラスをドンッと置いて、「実の妹みたいな子に?」って牽制まで入っちゃう。いやいや、あなた今めちゃくちゃ嫉妬してますよ。
そのあと由紀が司を心配して休むよう促すんだけど、ここから空気が一変。司は「俺、酔ってない」と言いながら、由紀が帰したい理由まで疑ってしまう。しかもスカーフに触れて壁ドンッだから、完全に感情が先走ってる。由紀が涙を浮かべた瞬間、司もハッとしたようになるけど、もう遅いのよ。そこで直人が「何してるんですか!」って入ってくるんだから、最後の最後で一気に緊張感が跳ね上がるじゃない!
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43話|由紀へ…司が気持ちを確かめる
「離れてくれ」と願いながらも離れられなかった司の本音が、とうとう溢れちゃったわ。
見ていて一番しんどかったの、詰め寄られた由紀よね。直人が司に怒る気持ちはめちゃくちゃ分かるし、「それは司が言われても仕方ない!」って私も頷いてたんだけど、由紀はずっとその間でオロオロしてる。自分のために怒ってくれている直人を止めて、最後には司にまで謝るんだから、もう……由紀、そこまで背負わなくていいのに。しかも直人が「なんでお前が謝るんだ」と怒るの、ほんとそれ。由紀って自分が傷ついても、自分が悪くなくても、とりあえず場を丸く収めようとしちゃうんだよね。そこが優しいんだけど、見ている側としては心配になるわけよ。
一方の司も、もう限界だったんだろうな。直人と自分を比べながら、「俺だって同じなのに」って悔しさを吐き出して、由紀を遠ざけようとしていた理由まで崩れて出てくる。強そうに振る舞っていた人が、実はずっと自分自身と戦っていたんだと思うと、急に胸が苦しくなるよ。そして‥「俺とキスする?」ですよ。いや司、聞き方が思春期男子すぎるでしょう。さっきまであんなに強気だったのに、いざ由紀の返事を待つ段階になったら、目に涙を浮かべて手まで震えてる。ここで私の情緒も完全に迷子ですわ。
でも、由紀が最後に自分から司を引き寄せたのがちょっと嬉しかったわ。今まで司に振り回されているように見えた由紀が、初めて自分の気持ちを自分の意思で動かしたんだよね。司がずっと「離れてくれ」と願っていたのに、由紀は離れなかった。その答えが、言葉じゃなく行動で出た瞬間だったのが切ないし、同時にすごくポポポッなの。ようやく二人とも、逃げずに一歩進めた気がするのよね。
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44話|もう平気なふりなんてできない二人になってしまった
キスだけの約束はどこへ!?と思ったら‥ふふふっってなるわ。
いやいやいや、由紀からいくの!?と思った瞬間、もう完全に二人とも引き返せない空気になっていて、こっちまで「待って待って!」となった胸が跳ねたわ。キスだけって決めていたはずなのに、気持ちが大きくなってくると約束なんて簡単に揺らぐんだなと、妙に生々しいったら。しかも由紀はちゃんと止めてるんですよね。流されっぱなしじゃなくて、「そこから先はダメ」と自分で線を引いている。その一方で司は、由紀に触れていたい気持ちがどんどん強くなってしまう。酔っていたこともあって感情のブレーキが壊れ気味なのは分かるけど、由紀からしたら「いや、今それ言う!?」でしょうよてなわけ。
それでも、司が車を出てからの空気が切ないんです。由紀は「金曜日だし、週が明ければ何とかなる」と、なんとか日常に戻ろうとしている。でも、そんな簡単に片付くわけないのよ。だって司のほうも、もう明らかに由紀を特別に見てしまっているんだもの。さらにエレベーターで司が由紀をずっと気にしているのも、なんとも言えない雰囲気で‥。自分の行動を振り返って「俺はろくでもない」と落ち込むくせに、由紀の唇を見た途端、また気持ちが揺れる。この人、本当に分かりやすいくらいオスで由紀に参ってるじゃない。
そして「家、来る?」よ。え、誘うの!? 由紀が必死に作ろうとしていた「なかったことにする作戦」、開始前から崩壊してるんですが‥。二人とも気持ちはもう隠せないところまで来ているのに、まだ立場や約束が邪魔をして、素直に近づけない。この距離感が一番もどかしいのよね。
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45話|司にTKファッション代表の役目が突然決まる
恋愛でいっぱいいっぱいの男に経営の難題まで乗せないで~。
え、司どうした!?っていうくらい、朝から完全に昨日のキスを引きずってるじゃん。目覚めた瞬間から「やってしまった…」状態で、由紀に電話しようとしては手が止まるし、送ろうとするメッセージまで自分で「ちょっとキモいな」って却下するし、もう一人で反省会しすぎなのよ。でも笑ってばかりもいられなくて、「なかったことにしたほうがいいのか」と悩みながら、結局それだけは嫌だと思っている司がかなり印象的だった。由紀がどう思っているのか分からないから怖い。でも、自分から何もなかったことにしてしまったら、それは自分が一番嫌う態度になる。ここ、司の不器用さがめちゃくちゃ出てると思うのよ。強気で余裕ありそうな人なのに、恋愛になると急にこんなに迷うのね…(笑)。
そんな恋愛方面で頭がいっぱいの司に、今度はお祖父様から会社の話。いや、切り替えが急すぎるって。こっちはキスのことで胃が痛くなってるんですよ。しかも任されたのはTKファッションの代表。会社の再編や売却の噂まで出ていて、決して楽な役目じゃない。会長から「今まで甘やかしすぎた」と言われることも、司にはかなり響いたんじゃないかな。これまで大きなグループの中で、ある程度守られた立場にいた自分を、真正面から見せられた感じがしたし。
だから司の「自信がありません」には驚いた。え、司がそんなこと言うの!?って。でも、この弱音こそ今回の一番大事なところなのかもしれない。できないから逃げたいというより、今までとは違う責任を本当に自分が背負えるのか不安なんだろうな。恋愛では由紀への気持ちから逃げたくない、仕事では自分の力から逃げたくない。司、いよいよ両方とも向き合わされる時が来たんだと思うよ‥やればできる子だ‥だって由紀もいるじゃん。
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