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『枯れた花に涙を』121話〜122話|亜里沙に傷つけられた樹里を蓮が包み込む

『枯れた花に涙を』121話〜122話|亜里沙に傷つけられた樹里を蓮が包み込む
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樹里、もう十分すぎるほど傷ついてきたでしょうに…。亜里沙から浴びせられる言葉があまりにも容赦なくて、腹が立つやら、悲しいやら。しかも亜里沙が持ち出したのは、ただの恋愛の揉め事ではなく、樹里がかつて妊娠していた頃の記憶までえぐるような言葉。忘れたくても簡単には消えない痛みがあるのに、どうしてそこまで踏み込めるのよ…。それでも樹里は、亜里沙を恨み続けることから抜け出そうとしているんですよね。鉄平との思い出も、なかったことにはできない。それでも自分の中に残った気持ちに区切りをつけようとする姿が切ないんです。そして、傷ついた樹里が思い浮かべる蓮の優しさと、眠る彼女のそばに現れる蓮。あまりにも静かで優しくて…。樹里にはもう、誰かの言葉に傷つくだけじゃなく、安心して甘えられる時間もあってほしいよ。

121話|亜里沙の言葉に樹里は過去の記憶を思い出して涙を流す

「あなたが彼を奪った」だけじゃ終わらないのが今回つらい。樹里が忘れようとしていた過去まで、亜里沙に無理やり掘り返されてしまうのがしんどすぎる。

キツイ!もう、この一言から入りたい。亜里沙の勢いがすごすぎて、私こっちまで「ちょっと待って!」ってなる回だった。

最初は友人から「鉄平が別の女性といた」と聞かされて、亜里沙が樹里のいるカフェへ向かうんだけど、もう完全に疑う気満々なのよね。しかも譲二は譲二で、鉄平を会社に呼びつけて樹里に近づけないようにしてる。裏で必死に時間稼ぎしてるのに、亜里沙が来ちゃうんだから、もう嫌な予感しかしない。

そして案の定、樹里を見るなり「鉄平に会うために働いてるんでしょ」と決めつける亜里沙。いや、樹里は普通に働いてるだけなんだけど……。しかも店内で声を荒らげるから、周りまで「何?何?」となって噂が広がっていく。樹里が「外で話そう」とするのも、言い返したいというより、これ以上周りを巻き込みたくないんだろうなって感じがして苦しくなるのよ。

外に出てからの樹里は、かなり追い詰められてたと思う。それでも「鉄平はいらない。あなたが全部持っていけばいい」とまで言うんだよね。なのに亜里沙は止まらない…どんどん嫉妬と怒りが加速してて‥樹里がようやく忘れようとしていた過去まで持ち出して、「鉄平は結婚を後悔していた」と突きつけてくるの‥はあ?勘違いもい加減にしろよって感じで。

そして樹里の妊娠の話は出てくるの。もう、ここは本当にきつかった。昔の樹里が、エコー写真と共に赤ちゃんを迎える未来を信じて、小さな靴まで用意していた記憶が出てくるんだもん。あの頃の樹里は、鉄平もきっと喜んでくれるって思ってたんだよね。

だからこその「本当に鉄平さんがそう言ったの?」が重い。怒りより悲しみが先に来てる感じで、あの静かな涙よ!樹里がどれだけ傷ついてきたのか一気に見えてしまった。樹里、もうこれ以上ひとりで抱えなくていいよ。頼むから少し自分の気持ちを大事にしてほしい。あああああ‥とにかく早く帰ってきてほしい、蓮くん!!!

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122話|樹里が求めた声と、駆けつけた蓮

樹里、ずっと我慢してきた気持ちがあふれてるじゃないの!

樹里が亜里沙の涙を見て、思わずびくっとする姿から、もう胸がザワザワする!亜里沙を恨み続けることもできたはずなのに、樹里は自分の代わりになった彼女の若さや美しさまで認めて、鉄平への恨みを手放そうとしてきたのよね。しかも思い出すのは、若い頃の鉄平との時間や、お腹の子のために小さな靴を買った日のこと。あの頃の樹里には、きっと幸せな未来が見えていたんだろうなと思うと、もう切ないったらないわ。そんな思い出を抱えながら、ようやく恨みを燃やし尽くした樹里が、今度は亜里沙に服とバッグの代金を払うと言い出すのも、彼女らしいのよ。亜里沙も容赦なく名刺を投げて、同じ品物を買えと要求するあたり、まあ簡単には仲良くなれそうにないわね‥っていうか、言いがかりが違うんだって、鉄平に言えよ。

ところが居酒屋では、樹里が鉄平ではなくの恋人について説明しても、周囲はまるで信じてくれないの。海外にいると話した途端に笑われ、背の高さまで疑われるなんて、もう勘弁してあげて!酔った樹里が言い訳するように恋人の話を繰り返す姿も、見ていてつらいのよ。普段なら受け流せる言葉でも、心が弱っているときにはグサグサ刺さるもの。しかも樹里は、蓮に会いたいと素直に言えず、電話をかけていいのかまで悩んでいるじゃない。自分から秘密にしてほしいと頼んだ手前、忙しい彼を呼び出したら怒られるかもしれないって、どこまで遠慮するのよ!それでも、蓮なら傷つくどころか優しく受け止めてくれるかもしれないと思っているのが、なんとも愛おしいわ。

そして、とうとう電話をかけた樹里は、彼の声を聞く前に酔って眠ってしまうわけよ。もう、タイミングまで切なすぎる!周囲がまだ好き勝手に笑っているなか、蓮が現れて樹里のスマホを確かめ、眠る彼女の髪にそっと触れるのよ。遅くなってごめんと声をかける姿に、張り詰めていた気持ちがふっと緩んだわ。樹里が本当に求めていたのは、恋人がいると証明することじゃなくて、弱音を吐いても大丈夫だと思える相手だったのかもしれない。蓮が来てくれた今、目を覚ました樹里がどんな顔をするのか、そして彼に何を伝えるのか、考えるだけで胸がいっぱいになるわぁ!!!

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