ヘリとセオ、10年ですよ10年! もう恋人というより生活そのものみたいな二人なのに、ちゃんとケンカもするし、仲直りもするし、ネクタイを贈るような記念日もある。この「長く一緒にいる二人」の感じが妙にリアルで、なんだかんだセオがヘリを大事にしているのも伝わってくるんですよね。だからこそ、スンヒが登場した瞬間の空気が気になる! しかもスンヒ自身もセオを意識しているような雰囲気があるから、なおさら放っておけない。ヘリはセオを信じている。でも、信じているから何も感じないわけじゃない。この微妙な女心がじわじわ効いてくるんですよ。10年分の安心感と、ほんの小さな不安が同じ場所にあるのがたまらない!
1話|家族から離れて暮らす19歳のヘリにセオが近づく
ヘリの人生しんどすぎるのに、最後セオが「番号教えて」と来るの、急に恋の入口が開いたじゃない!
「いや待って、最後どういうこと!?」ってなる1話だったわ。だって、ここまでヘリの人生がずーっと「自分でなんとかするしかない」の連続なのよ。19歳で家を出る決心をして、自分で部屋を借りて、家族との連絡も断って、大学に通いながらバイトまでして。自由になったはずなのに、生活は楽じゃない。友人との飲み会でも頭の中は「今月の光熱費いくらだっけ」「二万ウォンで済むかな」って、お金の計算ばっかり。いやもう、青春どころじゃないのよ。
しかも初恋まで苦い。家に恋人を入れたくないというヘリの気持ちは、別におかしくないじゃない。それなのに相手は自分の都合を押しつけてきて、最後にはヘリの家庭まで持ち出す。そりゃ別れて正解だわと思いつつ、初めて好きになった相手との関係がこんな形で終わるのは切ないったらない。
そんなヘリの前に現れるのがセオ。最初からやたら見てくるのよ。じーっと。いや、見るな見るな、気になるでしょうが! ヘリも「何なの?」ってイライラしているのに、どうしても意識しちゃう。この微妙な距離感が始まりとして絶妙なのよね。
そして飲み会でセオが学内の有名人だと知るヘリ。「三歩歩けばナンパされる」なんて変なあだ名まで付いてるほど注目されている男だと知って、自分とは住む世界が違うと思ってしまう。ところが友人たちはそんなのお構いなし。ゲーム感覚でヘリまで連絡先を聞きに行かせるんだから、強いわ。
しかもヘリ、普段の丸眼鏡を外されて、髪を整えられて、リップまで塗られてるの。本人は「大げさだよ」って困ってるけど、いやいや、急に雰囲気変わってるじゃないの。友人たちの雑な恋愛プロデュース、嫌いじゃないわ。
そして意を決してセオに「連絡先を教えてください」と言ったら、スマホを忘れるヘリ。もう最後までヘリらしすぎて笑うしかない。ところがセオは断るどころか「番号を教えて。こっちからかけるから」って来る。えっ、待って。今まで見てたの、やっぱり何か理由があったの? 一人で頑張り続けてきたヘリの毎日に、セオが入り込んできた瞬間がもう可愛くて仕方ないのよ。
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2話|セオとヘリが10年を重ねる
昔からヘリを想っていたセオと、思いがけず始まった関係。気づけば10年、恋人というより完全に生活共同体になっているのよね‥。
セオが昔からヘリを好きだったと知った瞬間、えっ、そういうことだったの!?ってなるのよ。ずっと見ていた理由が「中学時代から気になっていたから」って、なんなのもう。しかもヘリが「なんで私?」と聞いたら、セオも「ただ好きだった」としか言えない。こういう説明できない好きって、妙に強いのよね。理由を並べるより、ただ好きだったと言われるほうが刺さっちゃう。
一方のヘリは、自分が誰かに大切にされることに慣れていなかったのか、小さな親切だけでも心が揺れてしまう。自分でもそれを分かっていて、いろいろ理由をつけながらセオとの距離を縮めていくのが切ないのよ。酔っていたから、寒かったから、優しくされたからって、自分の気持ちを必死に納得させている感じがする。でもセオのほうも、あとからちゃんと自分の行動を気にして謝っているし、ヘリが嫌だったんじゃないかと心配している。あら、意外とちゃんとしてるじゃないの。
そこから二人の関係が続いて、写真で時間がどんどん進んでいくのも好き。デート、卒業、就職活動、記念日と積み重なって、気づけば30歳。最初はぎこちなかった二人が、いつの間にか生活の一部になっているのよね。
そして10年後よ。コップ一個で大ゲンカ。いや待って、そこ!?セオが「あとで片づける」と言えば、ヘリは「そのあとでを何回聞いたと思ってるの」と怒る。セオはキスで誤魔化そうとするし、ヘリは当然それでは納得しない。皿洗いの担当、インターフォン、見る映画まで話が飛び、最終的には「実家に戻れ」「一緒に暮らせて嬉しいって言ってたくせに」と完全に夫婦漫才。昔はあんなに初々しかったのに、10年経ったらコップ一個で戦争ですよ。しかも最後は背中合わせで寝るという、なんとも生活感たっぷりな締め方。幸せって、案外こういうくだらない言い合いの積み重ねなのかもしれないなって、ちょっと思っちゃった。
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3話|セオの新職場で早くも恋の予感?
セオは泣いているスンヒにライターを差し出してしまって、余計な誤解が生まれないか心配だよ!
え、ちょっと待って。昨日まで喧嘩してた夫婦が、朝になったら仲直りしてネクタイ渡して「愛してる」までいくの、差すごくない? セオもセオで、ヘリにちょっと煽られたら急に張り切るし、結局出勤時間を気にして手加減したとか言ってるし、朝から何やってんのよと思いつつ、この二人の距離感はやっぱり嫌いじゃない。しかもヘリが新しい門出のお祝いとしてネクタイを渡すのがいいのよ。高価な物じゃなくても、これから頑張ってねって気持ちがちゃんと入ってる。セオが嬉しそうに受け取ってキスして愛情を伝えるのも、はいはい幸せそうで何よりですって感じ。
ところが会社に着いたら空気が一変。男性ばっかりの職場で、いきなり筋肉の話をされるセオ、前職のブラック具合で盛り上がる同僚、課長まで自分の立場を嘆いてるし、なんなのこの会社。しかも唯一の女性社員がスンヒなのに、本人がいないところで笑顔がないだの何だの言われてる。セオが心の中で気の毒そうにしてるのも分かるわ。
そして喫煙場所を知らなかったセオが、隣のビルのオーナーにものすごい勢いで叱られるのも笑ってしまった。いや、初日から何してるのよ。でも、そのあとスンヒと会う場面で急に空気が変わる。泣いているスンヒを見つけても、セオはどう声をかけるべきか迷ってるし、ライターを差し出しただけなのに、自分の過去を思い出して、親切が余計な誤解につながることまで考えるんだよね。
しかも「ヘリに出会うまでは」と思っているのが大事。昔なら相手の好意を面白がったかもしれないセオが、今はヘリとの関係を大切にして、面倒なことになる前に距離を取ろうとしている。セオ自身は何気ない親切のつもりでも、スンヒは涙を浮かべたままドキドキしているし、いや待って、そのスンヒの気持ちは厄介ごとになりそうなのよ。ヘリとの朝が幸せだったぶん、最後にスンヒの視線が重なってくるのが、なんとも怖いわ。
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4話|嫌な予感が拭えないヘリ
以前もセオは女性から好意を向けられた経験があるヘリだからこそ、また同じような不安が胸に浮かぶ。平気なふりをしても気になっちゃうよね。
「女の勘」って言った直後から、もう嫌な予感しかしないんだけど!今回のヘリ、最初は普通にセオと家でご飯を食べてるだけなのよ。セオも早く帰ってきて、残業から解放されたと喜びながら家事までしようとしてる。なんだ、平和じゃんと思ったのも束の間、メッセージをきっかけに空気が変わるのよね。
セオが受け取ったのは、経理担当のスンヒからのライターのお礼。ヘリが写真を見ると、まあ気になるよね。しかもスンヒは職場で女性が一人だけ。ヘリも「前の職場は男ばかりだったのに」と考え始めて、本人は気にしてないつもりなのに、めちゃくちゃ気にしてるじゃん!ってなる。さらに自分の体型と比べて落ち込むところまで入ってくるのが、妙に生々しい女心なのよ。
そしてヘリは、以前セオが就活中だった頃の出来事まで思い出す。女性から好意を伝えられても、セオはきっぱり断って連絡を切っている。だからこそヘリも、本来なら安心していいはずなのに、なぜか今回は嫌な感じが消えない。自分でも「情けない」と思っているところがまた切ないわ。
さらに職場では、イェリンをめぐる噂まで飛び込んでくる。ヘリ自身は関係ないと思っていたのに、上司から仕事を分けるよう指示され、本人の知らないところで周囲の事情に巻き込まれていくの。そしてセミナー帰り、セオに電話しても出ない。気になって駅へ向かったヘリが見たものが、まさかの見知らぬ女性。毎日のように見ているセオの顔が頭から離れなくて、自分から確かめに行った結果がこれって、ヘリの心臓が持たないでしょうよ。さっきまで家でゲームしてた男が、急にこんなところで物語を動かしてくるんだから、もう「何してんのセオ!」しか出てこないわ。
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5話|スンヒを見つめるヘリの揺らぎ始めた日常
ヘリ、ついに気づいちゃったのね……セオの隣に誰か現れるかもって怖くなる気持ち、切ないわ。
えっ、待って。いちばん引っかかったの、スンヒじゃなくてセオの「10年」なんだけど。だってセオ、退勤する直前まで「ヘリも出張だし、今日は一人で何しようかな」なんて浮かれてるのよ。でもその一方で、二日も会えないから出発前に顔くらい見たかったなって思ってる。はいはい、しっかり好きじゃん。と思った直後にヘリが現れて、しかも「出張前に会いたくて」って。二人とも同じこと考えてたの、普通に可愛いじゃないのよ。
ところが、その場にスンヒがいることで空気が変わる。ヘリは何も言わないけど、スンヒをじっと見て「あの人だ」と気づく。この瞬間、嫉妬というより、ずっと自分の中にあった不安の答え合わせをしてしまった感じが切ないのよね。セオの周りには人が集まる。自分はその隣でぎこちなく立っているだけ。いつか、もっと華やかで、セオの隣が似合う女性が現れるんじゃないか。ヘリがそんなことを考えていたなんて、普段の強気な姿からすると胸がきゅっとなるわ。
しかも昔の犬の話まで出てきて、ああ、ヘリってセオの生活をちゃんと考えてるんだなと思った。セオは子犬を見て可愛いから飼おうと言う。ヘリは毛、掃除、散歩、病院、仕事との両立まで一気に考えて却下。セオが「言ってみただけです」と引っ込む流れも笑うけど、二人の生活を現実的に守ろうとしてるのがヘリらしいのよ。
そして残業でスンヒと二人になり、交際期間を聞かれたセオが答えられない。いや、なんでよ。10年でしょうが。ヘリとの関係に自信がなくなったわけでもないのに、なぜか口にできなかった。その小さな沈黙が、むしろ大きく見えてしまうのよね。ヘリが不安を抱え始めたタイミングで、セオまで自分の心に引っかかりを覚えてしまうなんて、二人とも不器用すぎる。でも、出張前に会いたいと自然に思い合っている二人を知っているからこそ、この揺れさえも妙に愛おしくて、胸がざわざわするのよ。
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