ポーラとヴィンセントの関係が一気に深くなっていて、本当にたまらない。二人の間には、ただ好きだから一緒にいたいという気持ちだけでは片づけられない事情があるのよね。身分の違い、周囲に広がる噂、これから先に待っている生活まで考えれば、ポーラが簡単にヴィンセントの手を取れないのも無理はない。それでもヴィンセントは、自分がなぜポーラを大切にしたいのかを何度も何度も伝えるの。過去に支え合った時間も、離れていた時間も、今の二人につながっているのがいいんですよね。しかも、ヴィンセントの距離の詰め方がかなり強い! ポーラが逃げれば追い、迷えば言葉を重ねる。対するポーラは最後まで簡単には折れない。でも、少しずつ自分の気持ちと向き合い始める。この二人、ここまで来てまだ焦らすのかと思ったら、最後に大きく動いてくれるのが最高すぎる。
96話|二人は離れで本当の想いを確かめ合う
ポーラがルーカスの願いをヴィンセントへ渡すところが胸にギュッと刺さるわ。
これはもうヴィンセントがずっと胸の奥に抱えていたものを、ポーラに全部渡す回なのよ。二人が向かったのは、ヴィンセントがかつて閉じこもっていた離れ。以前とは違って、今のヴィンセントにはもうそこへ逃げ込む理由がない。それでも訪れたのは、ポーラと一緒にここへ来たかったから。しかも手を握ったまま離さない。はい、これはもう「昔の場所」じゃなくて「ポーラと過ごした時間を確かめる場所」になってるのよ。
ヴィンセントは、以前ここへ逃げていたとき、ポーラが扉を開けて自分を呼び、叱りながらそばにいてくれる姿を何度も思い浮かべていたと話す。実際にはいなくても、ポーラの言葉を思い出せば一人ではないと思えた。だから暗い場所から抜け出す力を得られた。その告白に対して、ポーラも自分が誰かの支えになれたことを受け止めるの。最初は自分の人生に意味を見つけられなかった二人が、互いの存在によって変わってきたのが本当にジーンとくるのよ。
そして避けられないのがルーカスのこと。ヴィンセントは、自分に視力を取り戻す機会を与えた人物がルーカスだった可能性に気づいていながら、深く確かめなかった。暗闇から抜け出したいという願いを優先した自分を責め続けていたわけね。
そこへポーラが、ルーカスはヴィンセントに自分の世界を渡したかったのだと伝える。ルーカスが美しい世界を見ることを望んでいた‥と。だから、その気持ちを忘れずにこれからを生きてほしい。ここでポーラがヴィンセントの罪悪感を無理に消そうとせず、ルーカスの願いまで一緒に抱えさせるのがいいのよ。
そして最後、ヴィンセントがポーラにそばにいてほしいと願う。どこへ行っても幸せになれる彼女だからこそ、自分のそばに残ってほしい。何でも与えられる立場なのに、欲しいのはポーラの愛情だけ。もうね、ここまで言われたらポーラも簡単には離れられないでしょうよ。過去への罪悪感を抱えたヴィンセントが、ようやく「これからはポーラと生きたい」と言葉にした96話。最後のキスまで含めて、二人の関係が大きく動いた一話だったわ。
⬆️目次に戻る
97話|ヴィンセントが自分の名前を呼んでほしいと求める
ヴィンセントは一緒にいたい、ポーラは立場を考えて距離を取る。この二人、気持ちと行動が見事に逆方向へ走ってるよ!
ポーラとヴィンセントの距離が一気に近づきすぎて、「ちょっと待って、朝からそこまで進むの!?」となる甘さだったわ。ポーラは苦しいことも傷つくことも抱えながら、それでも人は幸せを探して生きていくのだと考える。その中で、ヴィンセントが自分に寄りかかってくれたことへ、自分なりの形で応えたいと決めているのが大きい変化だったわ。ヴィンセントも一人ではないことに喜びながら、それだけポーラを失うことが怖くなっているの。二人とも相手を大切にしたい気持ちは同じなのに、表現方法が全然違うのよ!
しかもヴィンセント、ポーラを引き止める理由が「朝食の準備」より自分を優先してほしいからって、かなり甘えん坊になってるじゃないの。ついには名前で呼んでほしいとお願いし、ポーラは顔を真っ赤にして拒否。そりゃそうよ、今までずっと「ご主人様」と呼んできた相手の名前を突然呼べなんて、難易度が高すぎる!それでもヴィンセントは許可まで出して、ポーラがようやく「ヴィンセント様」と呼んだ瞬間に満足そうな顔よ~もう可愛い。完全に目的達成してるじゃないの。
その後もポーラをからかいながら距離を縮め、額へのキスまでして「そこが好き」と伝えるヴィンセント。ポーラがますます名前を呼べなくなりそうな状況を、自分で作ってどうするのよ!
さらに屋敷へ戻る途中、二人でいるところをメイドに見られかけて、ポーラは即座に逃走。空を指さしてヴィンセントまで巻き込む作戦、勢いがすごい。ジョニーにも見つかり、男性用の服を着ていることを突っ込まれて大慌て。秘密を守れと強気に出るポーラに対して、ジョニーは軽く受け流しながら、夜遅くに一人で歩くのは危ないと注意する。ここで急に真面目になるジョニー、意外とちゃんと見てるじゃないの。
⬆️目次に戻る
98話|すべてを元に戻すために…
ヴィンセントに甘えられることを受け入れたポーラが、屋敷に広がる噂を知って態度を変える
ポーラの立場がガラッと変わるのよ! 最初はヴィンセントとの距離が一気に近づいて、ポーラ本人もその時間を大切にしていた。ヴィンセントが自分を必要としてくれることを知って、そばにいるだけで支えになれるなら、それでいいと受け入れているのよね。しかも膝枕までしているのに、本人は「ここまでなら大丈夫」と必死に線引きしている。いや、その距離感でもう十分特別なのよ…!
ヴィンセントも完全に甘えモード。ポーラが許してくれたことを理由に、これからも慣れるまで続けようとしている。ポーラは恥ずかしさを隠せないけれど、ヴィンセントに頼られること自体は拒んでいない。むしろ自分が与えられる温かさを、少しだけでも分けてあげたいと考えている。この二人、本人たちが思っている以上に距離が近いのよね。
ところが、その直後に屋敷の使用人たちから嫌な噂をぶつけられる。ポーラ自身への悪口まで重なって、さらにジョニーから具体的な噂の内容を聞くことになる。男性と夜を過ごしたという話が広がり、そこから「誰彼構わず誘惑している」というところまで話が膨らんでいる。いや、噂って本当に勝手に育つわね。
ポーラが気にしたのは、自分がどう見られるかだけじゃない。ヴィンセントの名前まで結びついてしまえば、彼の立場にも影響が出る。しかも相手の名前がまだ広まっていないことで、ポーラは単なる噂ではなく、誰かが意図的に話を膨らませている可能性まで考える。ここでアリシャの存在が浮かぶのも嫌な感じよ。
そしてポーラは、自分が傷つくことよりヴィンセントを守ることを選ぶ。これまでなら自分への嫌がらせとして受け流せたものも、今回はヴィンセントの立場が絡んでいるから放置できない。だからこそ、今の関係をそのまま続けるわけにはいかないと判断する。本当に苦しいのよ。せっかくヴィンセントがポーラに甘えられるようになって、ポーラ自身もその距離を受け入れ始めたのに、外からの噂が二人の関係に割り込んでくる。しかもポーラは自分の幸せより、ヴィンセントが傷つかないことを優先してしまう。
最後にリボンを外して、すべてを元に戻さなければならないと決めるポーラ。ちょっと待ってポーラ、それ、本当にあなた一人で決めていいの!? ヴィンセントが知ったら絶対に黙ってないでしょうが!
⬆️目次に戻る
99話|ポーラの弱さも含めて大切にしたいヴィンセントの告白
ここまで来てまだ離れようとするポーラ、もうヴィンセントの気持ちをちゃんと受け取って!
ポーラがヴィンセントから離れようと必死になる一方で、ヴィンセントがついに自分の気持ちを隠さなくなるの。ここまで来ても「身分が違うから無理」と引こうとするポーラに、ヴィンセントが真正面から向き合うのよ。もう、ポーラ逃げないで!
借りていた物を返しに来たポーラは、そのまま帰ろうとするけど、ヴィンセントは話をするために引き止める。思わず手を振り払ってしまったポーラは、最近屋敷で広まっている噂を気にして、これ以上近づかないほうがいいと決めている。ところがヴィンセントは彼女を森へ連れていき、以前約束していた白い花畑へ。ここで約束を覚えていたのがまたいいのよね。
ヴィンセントから噂のせいで避けているのかと聞かれ、ポーラは二人がそんな関係になるべきではないと答える。主人と使用人、貴族と平民。立場が違いすぎる二人が一緒になれば、ヴィンセントにも自分にも苦労が増える。だから自分にはそんな未来を受け入れる自信がない、とポーラは本音をぶつけちゃうのよ。
しかも以前のキスについても、ヴィンセントが勢いだっただけなのかと問い、ポーラは必死にそうだと言い張る。でもヴィンセントは即座に嘘だと見抜く。そりゃそうよ!ここまで来てまだ「勘違いでした」で押し通すのは無理があるって!
そしてポーラは、自分が怖いのだとついに認める。そんな彼女にヴィンセントが伝えたのは、強く堂々としていたポーラだけを好きになったわけではないということ。目の前にいたのは、必死に生きてきた普通の女性だった。小さな体も、荒れて傷ついた手も、その一つひとつがヴィンセントには守りたいと思えるものだったの。
そして最後に、探していたことも、そばにいてほしいと思ったことも、すべて彼女を愛しているからだったと告げる。ポーラがずっと否定してきた「自分なんかが愛されていいのか」という部分を、ヴィンセントは丸ごと受け止めたのよ。身分でも立場でもなく、弱さまで含めたポーラ自身を好きになった。ここまで言われたら、もうポーラも逃げちゃダメでしょう!ついに二人の気持ちが真正面から重なる瞬間が来たわね。
⬆️目次に戻る
100話|ポーラの決断!ついに答えを出す
苦しい経験があっても幸せだった時間には価値があるという言葉が、ポーラ自身の迷いに静かに重なっていく。
ポーラがついにヴィンセントの気持ちから逃げ切れなくなって、自分の「好き」と向き合うところまで来たのよ!しかもヴィンセント、ここで待つ男としての覚悟を決めてくるの、強い。ポーラが身分も財産も容姿も何も釣り合わないと並べても、ヴィンセントはそんな条件を一つずつ否定するんじゃなく、自分に見える世界の中でポーラが一番美しいと伝える。そりゃポーラも簡単には返せないよね。
それでもポーラは怖さを理由に、少し時間がほしいとヴィンセントから離れる。でもヴィンセントが「次はもう見送らない、心が決まったら自分のところへ来て」と伝えるのがまたスマートすぎて良いのよ。追いかけて無理に答えを求めるんじゃなく、選ぶ時間は渡す。でも自分の気持ちは引っ込めない。この距離感、ずるいわ。
その後、乳母から聞いた恋の話もポーラにとっては良かったよね。昔好きだった人との結末が良くなくても、幸せだった時間まで否定する必要はない。後悔する可能性があっても、一度でも幸せを知れたなら、それには意味がある。ポーラがそこで「愛に正解なんてない」と考え始めるのが、ヴィンセントへ向かうきっかけになるのよね。ロバートが横から「乳母、大好き!」と入ってくるのも可愛すぎて、ここだけ空気が一瞬ほっこりする。
そして夜、鏡の前で自分自身に問い続けたポーラが、ついに離れへ向かう。ヴィンセントに会ってもまだ迷っているのに、彼はもう隠す気ゼロ。人目を気にせず触れたい、他の男との会話にも嫉妬する、恋人だと公言したい。ここまで全部まとめて真正面から出してくるの、ヴィンセントの本気が強すぎる!最後にポーラへ「本当に一度も自分を愛したことがないのか」と迫るのも、ここまで積み重ねた二人だからこその問いだよね。ポーラ、もう答えから逃げる道はないぞ…!
⬆️目次に戻る