一番強いのは、ヴィンセントがポーラをずっと探していた事実なんですよね。5年前から探し続けて、身近な人まで入れ替えながら、ポーラが戻ってこられる環境まで整えていた。そこまでしても、本人を見つけるまでは終われなかったというのが本当に重い。対するポーラは、ヴィンセントを嫌って離れたわけじゃない。自分の身分では守ってもらえる保証がないと考えて、自分から姿を消した。だから再会しても、すぐ以前の関係に戻れるわけじゃないんですよね。ヴィンセントは外見や身分ではなく、ポーラ自身を確かめようとしているし、ポーラも少しずつ過去を話せるようになっていく。しかもアリシャのまで絡んできて、ポーラ一人の問題ではなくなっているのがまた難しい。ヴィンセントが花の色を手掛かりに違和感を確かめたところも鋭いし、ポーラに決断を迫る流れも逃げ道を塞いでくる感じがある。急に距離が近づくから、もう「今度こそ離れるなよポーラ!」と言いたくなったわ。
91話|ヴィンセントがポーラをついに見つける
ポーラが逃げ出した夜‥大切にしていたリボンを見つけた直後に、ヴィンセントが現れるなんて出来すぎでしょ~。
いや、ポーラ…ここまで一人で抱えてたのか。アリシャが生きていたことに気づいた直後から、屋敷で起きた事件のせいで状況がどんどんおかしくなっていく。二人が亡くなってから犯人は見つからず、屋敷の警備だけが厳しくなっていくんだから、そりゃポーラも「逃げて身」だったから震えるよね。
しかも夜にアリシャを連れ出す理由が、まさかの逃亡。ポーラは自分だけ逃げるんじゃなくて、アリシャまで連れて行こうとしてる。アリシャが何をしていたとしても、危険が迫っているなら助けたい。そこだけはずっと変わってないんだなと思う。自分の秘密まで利用して、アリシャを動かそうとする必死さも重い。
そして、木に残された印を見つけた瞬間が大事。以前ヴィンセントから教えられた道を使えば、村につながる門から誰にも気づかれず屋敷を出られる。しかも、その場所を知っているのはヴィンセントとポーラだけ。ここでヴィンセントとの記憶が出てくるの、最後につながる予感しかしない。
でもアリシャは拒絶する。ポーラが心配してくれること自体を嫌がって、昔の生活に戻るくらいならこのままでいいとまで言ってしまう。ポーラもついに限界で、もう好きにすればいいとアリシャを置いて走り出す。ずっとアリシャのことを気にして、自分まで巻き込まれる怖さを抱えて、それでも離れなかったポーラが、ここで初めて手を放したんだよね。
そして一人になったポーラが屋敷を出ようとする。でも、門の前で足が止まる。ロバートや乳母、イーサン、そしてヴィンセントのことが次々と浮かぶ。自分がいなくなったら、ヴィンセントは探してくれるのか。そこまで考えてしまう時点で、もうポーラの気持ちは答えが出てるじゃん…。
さらに、そこにあった古いリボン。ヴァイオレットとの記憶につながる大切なものを見つけて、ポーラが振り返ると、そこにヴィンセントがいる。「やっと見つけた」と呟いだヴィンセントが強すぎる。しかも彼は、ポーラがこの場所へ来ることまで分かっていた。いやもう、ポーラ逃げ切れないね(笑)。
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92話|ヴィンセントとポーラは5年越しに互いの気持ちを確かめる
ヴィンセントはポーラの容姿に失望していない‥問題は顔じゃない、勝手にいなくなったこと!ここまで探し続けた男の執念、愛情の方向があまりにも一途です。
だめよもう、ポーラそこまで自分を否定しなくていいって…!ヴィンセントが探していたのは「顔のきれいな誰か」じゃなくて、ずっとポーラ本人だったんだよね。なのにポーラは、正体を知られた瞬間から自分の見た目を理由に距離を取ろうとする。ここが本当に苦しい。しかもヴィンセントは、ポーラがロバートにかけた言葉や、二人しか知らない場所まで覚えていて、そこで本人だと確信している。もう逃げ道ないよ、ポーラ。
ヴィンセントが責めるのも、裏切られたことだけじゃない。五年前も今回も、ポーラが何も言わずに離れようとしたことが一番引っかかっているんだよね。ポーラは貴族であるヴィンセントに、自分みたいな使用人の人生を守るほどの価値があるとは思えなかった。だから生き延びるために姿を消した。でもヴィンセントは、その間ずっと探していた。執事の件を知れば屋敷の人間まで入れ替えて、ポーラが戻ってこられるようにしていたって…そこまでやってたのかよ。
探していた理由が「約束したから」だけじゃなく、ちゃんと会いたかったからだったのが大きい。
それでもポーラは、自分の顔を見れば失望されると思っている。周囲から傷つく言葉を受け続けてきたせいで、ヴィンセントまで同じだと決めつけてしまうんだよね。でもヴィンセントが実際にポーラに触れて、髪をほどき、顔を確かめる。見た目ではなく、触れたことで本人だと確かめるところも二人らしい。最後には抱きしめて、もう離れないでほしいと伝える。ポーラがとうとう涙をこぼして、自分も会いたかった気持ちを認めるのが本当にキュンキュンだった。
さらにアリシャについては、ヴィンセントがすぐ答えを迫らず、ポーラ自身に決めさせるんだよね。ここまで探した人が、最後の選択だけはポーラに渡すのがずるいくらい優しい。しかも最後に髪飾りまで褒めるって何なの。ポーラ、そこで真っ赤になるのはもう完全に好きじゃん。ヴィンセントも分かってやってるのか天然なのか、どっちでも困る。
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93話|「そばにいてほしい」と願うヴィンセント
ポーラ本人だけがまだ答えを出せていない。いやもう、二人とも早く関係を整理して!と願わずにはいられないわ。
不安なのは、アリシャに「約束を守って出ていけ」と迫られたポーラが、ヴィンセントのそばに残りたい気持ちを隠しきれなくなっているところ。しかもヴィンセント側も、もう完全にポーラを手放す気がない。これ、二人とも気持ちが同じ方向へ進んでるのに、立場だけが追いついてないのが苦しい。
アリシャは、ポーラが戻ってきたことに怒り、以前の約束を守るよう強く迫る。ポーラ自身も、嘘をついてしまった以上は言い返せず、ヴィンセントと交わした「そばにいる」という約束との間で揺れる。そんな状態で朝を迎えたら、まさかヴィンセントが先に待ってるんだもんな。しかも逃げないか心配で早起きしたって、監視の理由が完全に心配する男のそれなのよ。
さらにポーラが身につけたリボンに気づき、ヴィンセントはそれを大切にしていることを伝える。ポーラも本当は同じ気持ちだった。でも幸せを信じていいのか分からず、一度その場を離れてしまう。それでも結局、自分も同じだったと認めるところが大きい。
その後、ヴィンセントはポーラを探していた経緯を話す。手がかりを得て、噂や偽者まで現れる中、ジョエリーと協力して森の屋敷を探し場所として利用していた。最初はポーラを探していたのに、実際に出会ったアンへ「彼女」を重ねるようになったという流れがまた重要なんだよね。
そして最後は、主人と使用人という関係では片づけられない距離まで近づいてしまう。ヴィンセントがそばにいてほしいと願い、ポーラもその気持ちを否定できない。いやもう、これを主従関係だけで説明するのは無理があるって! アリシャの約束とヴィンセントとの約束、どちらを選ぶのか。ポーラの迷いが一気に大きくなった回だった。
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94話|アリシャの語る花畑の思い出に食い違いが生まれる
ヴィンセントがポーラを探して屋敷内を歩き回り、ようやく見つけた瞬間にそばで気持ちを落ち着けるのが可愛すぎる。
「ヴィンセント、毎日ロバートに会いに来てるだけって本当にそれだけ?」から始まるのがもう怪しい。ポーラが休憩しているところへ、わざわざ探しに来ている時点で答え出てるじゃん。ロバートに会うためと言いながら、ポーラがいないと探し回ってる。しかも見つけた瞬間の距離感まで妙に近い。いや、もうロバートだけじゃないでしょ。ポーラ本人も薄々分かっているのに、自分からは深掘りしない。この二人、肝心なところだけ遠慮しすぎなんだよな。
さらにヴィンセントが、ポーラが自分に失望していると思っていたのが苦しい。ポーラが過去のことを詳しく聞かなかった理由まで、自分への拒絶として受け取っていたわけで、ずっと一人で抱えていたんだなと分かる。ここでポーラがすぐ否定するのが本当に良かったよ。ヴィンセントとルーカスが抱えていたものを軽く見ているわけじゃないし、事情を知らないからこそ簡単に慰めていいのか迷っていた。でも、だからこそヴィンセントに罪悪感を抱え続けてほしくないという気持ちは強い。ポーラ、ちゃんと見てるんだよね。
その直後にアリシャが来るのも絶妙すぎる。ヴィンセントを連れて行こうとするアリシャに、ポーラが結局、諦めようとするのも分かるし、だがしかしご主人様の目がそうじゃない!ヴィンセントが「ついて来い!」と呼びかけようとしたことを察してしまうのも笑う。しかもポ…って名前まで呼ぼうとして、本人は絶対わざとやっただろ。あの微妙なやり取り、完全に二人だけの空気になってるわ。
そして最後、アリシャが語った花畑の話。ポーラが以前話した内容を、アリシャが細かく覚えていたことに気づくの‥何気なく伝えたことまで残っていたなんて、ポーラには予想外だったはず。ところがヴィンセントが花の色を聞いた瞬間、雰囲気が変わる。ここ、絶対に何か引っかかってる。アリシャの話が本物なのか、それとも別のところに食い違いがあるのか。ヴィンセント、そこ聞くの鋭すぎるんだけど。アリシャ引きつってるじゃん(笑)。
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95話|ヴィンセントの最後通告に、ポーラが決意する
夜は出歩くなと言っていた本人が、自分と一緒なら問題ないと言い出すの‥子供みたいw
ポーラもう限界でしょ…。ヴィンセントが花の色をわざと確認した瞬間から、アリシャのことを隠し続けるのが本当に苦しくなってくる。しかもヴィンセントは全部分かっているのに、すぐに責めるんじゃなくて、ポーラの事情があるかもしれないからと待っていたんだよね。これが逆に重い。優しくされるほど、ポーラは自分の立場をごまかせなくなるんだから。
ヴィンセントがこれ以上は待てないと伝えたことで、ポーラもとうとう決めるのよ。アリシャに自分から事実を認めさせて、ここを離れるよう説得しなければならない。アリシャを守りたい気持ちはある。でも、このまま隠し続ければヴィンセントの立場まで危うくなる。どちらを選んでも苦しいじゃないの…。
そして夜、ポーラが一人で廊下を歩いているところで空気が一気に変わる。以前の出来事を思い出して、人影を見た瞬間に逃げ出してしまう。ここは本当に怖かったんだろうな。実際にはヴィンセントだったから助かったけど、ポーラの怯え方を見ると、あの出来事(5年前の逃亡劇)がまだ終わっていないのが伝わってくる。
ヴィンセントはポーラを落ち着かせ、外に誰もいないことを確かめて上着までかける。さらに犯人を探していることも伝える。ポーラにとっては、今いちばん頼っていい相手なのに、同時にアリシャの件を隠している相手でもある。この関係、ほんと複雑すぎる。
しかも最後、夜に出歩くなと言っていたヴィンセントが、自分と一緒ならいいとポーラを連れていく。ここだけ見ると距離が近づいた感じがするのに、二人を見ている人影があるのが怖すぎる‥一体、誰なんだろう?安心できたと思った瞬間にまた不穏なものを置いてくるの、やめてほしい。ポーラ、今度こそ全部話せるのか。
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