=最新話の更新履歴・ウェブトーン一覧=

『伯爵家の秘められた侍女』86話~90話|ヴィンセントの優しさとポーラの揺れる心、アリシャの登場で崩れていく

『伯爵家の秘められた侍女』86話~90話|ヴィンセントの優しさとポーラの揺れる心、アリシャの登場で崩れていく
記事内に広告が含まれています。

人間関係が一気に複雑になってきた! ヴィンセントとイーサンが抱えていたものをようやく言葉にして、二人の関係が少しずつ戻っていく流れは本当に大きい。それだけでもじんとくるのに、ポーラとヴィンセントの距離まで自然に近づいていくから、私は「もう少しだけ素直になって!」と言いたくなる。ヴィンセントの何気ない優しさや、ポーラが大切にしたものをちゃんと受け取る姿にも、二人の関係が確実に変わっていることが伝わってくるんだよね。ところが、そこで終わらないの。ヴィンセントが長い間探していた女性の存在が表に出てきたと思ったら、アリシャまで現れて、ポーラが隠してきたものが一気に揺らぎ始める。しかも最後には、過去の出来事まで重なってくる。恋も秘密も人間関係も、ここへ来て全部つながり始めている!

86話|ついにイーサンがヴィンセントへ本音をぶつけた!

イーサンがポーラに、ヴィンセントのそばにいてほしいと託すところが刺さる。

ヴィンセントとイーサン、ついにそこまで言うのね!最初は子どもの頃の失敗まで持ち出して言い合っていて、「ちょっと二人とも、今そこを掘り返すの!?」という感じなのに、イーサンが本当に言いたかったことが出てくると一気に空気が変わる。ヴィンセントが自分を避け続けていること、その理由がルーカスのことへの罪悪感だとイーサンは分かっている。何度「あなたのせいではない」と伝えても、ヴィンセントは自分を責め続けている。その姿を見てきたイーサンもまた、自分の家族が招いたことのせいでヴィンセントを苦しませたという罪悪感を抱えていたのよね。

しかもイーサンだって、ヴィンセントに責められるのが怖い。それでも会いに来ていた。ここまで互いに抱えていたものが同じだったと分かると、二人の関係がこじれた理由もよく見えてくる。だからこそ、何も知らないふりをしてでも仲良くできないかと頼むイーサンの言葉が重い。過去は変えられない。でも、だからといって二人まで離れ続ける必要はないのよ。

その後、ポーラがイーサンを手当てしながら、ヴィンセントも関係を戻したいと思っていたことを伝える。しかも昔、ヴィンセントが苦しい時期にそばにいたポーラへ、これからも彼のそばにいてほしいと頼むイーサン。ここでポーラに託すのがまたいいのよね。自分ではなく、ヴィンセントのそばにいる人へ未来を渡していく感じがする。

ところが最後は一転。ポーラがヴィンセントの部屋へ行くと、まさかの「これで気分が晴れた?」。え、あの喧嘩、ポーラの提案が原因だったの!?しかもヴィンセント、ポーラが心配していたから二人が仲直りすれば気が楽になると思って、本当に実行していたらしい。もう説明が足りないのよ、この男!

そして手にそっと触れてポーラを真っ赤にさせるヴィンセント。最後に「この人、本当に昔知っていたヴィンセントと同じ人なの?」となるポーラの困惑が最高。前半で兄弟のわだかまりを動かし、後半でヴィンセントの優しさを見せるの‥なかなか抜け目がないわね。

⬆️目次に戻る

87話|最後にポーラへ伝えたイーサン「希望」の意味

平和な庭園でジョニーと話していたら、ヴィンセントの女性関係の噂をぶち込まれるの何!?

ヴィンセントとイーサンの関係が少しずつ変わってきた一方で、ポーラにはまだ見えていない火種まで出てきた回だったわ。まずヴィンセント、ポーラが暴力を嫌っていると知った途端に、ちゃんと謝って「もう嫌がることはしない」と約束するのよ。あのヴィンセントがここまで素直になるとは!しかもイーサンが入ってきた瞬間には、いつもの二人に戻って口喧嘩。ポーラが笑ってしまうくらい、二人のやり取りは以前より柔らかくなっていて、関係が完全に元通りではなくても、確実に距離は縮まってる。なのにアリシャだけ妙に機嫌が悪い。ポーラへの小言すらやめて寝るって、これはこれで気になるのよ!

そしてイーサンが帰ることになり、ポーラとの別れ際に明かした「探していた答え」が、まさか希望だったとは。今この時間が間違いではないと確かめたかったというイーサンの言葉には、これまでの彼の態度を考えるとかなり大きな変化がある。ポーラが「また来てくれるよね」と尋ねても、はっきり答えないまま去ってしまうのがまた絶妙。しかもポーラ自身も、一年後にはこの屋敷にいないつもりでいるのよ。二人とも未来を約束できないまま別れるの、切ないじゃないの!

そこへジョニー登場。ポーラが木材を使った修繕を手伝う姿を見て、人柄を認めながらも、貴族とは深く関わらないほうがいいと忠告する。優しくされても、住む世界が違う以上、簡単に信用してはいけないという現実的な言葉。そして最後に、ヴィンセントについて女性関係の噂まで出てくるの。いや待って、ここでその情報をポーラに投げるの!? 今までヴィンセントの優しさを知ってきたポーラに、最後の最後でこの爆弾。二人の関係が少し前進したと思ったら、外から新しい疑念を持ち込んでくるの、なかなか容赦ないわ!またポーラが距離取り始めるじゃん!

⬆️目次に戻る

88話|私がぽポーラよ!アリシャがヴィンセントのもとへ‥

レニカから、ヴィンセントが約5年前にポーラを探していたと知らされるポーラ。いや待って、ずっと探していたの!?本人だけ何も知らないまま時間が過ぎていたの…。

いや~、ポーラの周りだけ情報量が一気に増えてない!?ジョニーがヴィンセントについて女性好きだの、屋敷の女性を見た目で選んでいるだの好き勝手に噂しているけれど、ポーラはきっぱり否定。しかも実際のヴィンセントは、ポーラが掃除をしている姿を見て気にかけ、顔についた汚れまでそっと拭いているのよ。噂と本人の態度が全然違うじゃない!

さらにヴィンセントが白い花を好む理由まで判明。優しい人を思い出すからって、そんなことを本人の前で言う!?ポーラがルーカスのことかと考えているのも気になるけれど、ここはヴィンセントの過去に誰か特別な女性(ポーラ)がいたことを匂わせている感じが強い強い。

そしてポーラが落ちた白い花でブレスレットを作って渡すのよ。これがまた可愛い。ヴィンセントも素直に喜んで、メイド長にまで見せるほど大事にしているじゃない。いや、ちょっと待って。あれだけ無愛想だった人が、手作りの贈り物をそんなに嬉しそうに扱うの、ポーラへの態度が明らかに変わってるでしょう!

ところが、ここから空気が一変する。レニカから、ヴィンセントが約5年前から必死にポーラを探していたと知らされる。ポーラ自身も「なぜ?」となるところだけど、答えが出る前に、レニカが絶対に呼んではいけない本当の名前を口にしてしまう。

その瞬間、ヴィンセントの記憶が動き出す。そして追い打ちをかけるように現れたアリシャが、先に自分からヴィンセントへ駆け寄って抱きつく。いやいやいや、ポーラがやっと距離を縮めたところで本名が出て、過去の捜索までつながったと思ったら、どさくさに紛れてアリシャが登場!?ヴィンセントが探していた女性アリシャとポーラの正体は本当に同じなのか。ここで終わるの、気になることを全部置いていくじゃない!

⬆️目次に戻る

89話|アリシャがポーラが追い詰めていく

ヴィンセントは本当のポーラを知らないまま、目の前のアリシャを信じてしまうの‥。

アリシャがヴィンセントの前に現れて「自分が探していたポーラ」だと名乗るところから、もう大波乱。しかもアリシャ、ヴィンセントに抱きついて泣くふりまでして、完全にポーラの立場を奪いにきてるじゃないの。ポーラは目の前でその光景を見ながら、なぜ彼女が自分の名前を名乗るのか、なぜヴィンセントまで彼女を受け入れるのか、何もできずに立ち尽くすしかない。

夜になると、ポーラはアリシャに嘘をついた理由を問い詰める。するとアリシャは、ポーラが眠っている間にヴィンセントの名前を口にしていることから、彼女が探されている女性だと気づいたと明かす。さらに噂を調べ、ポーラが過去にヴィンセントのいる場所へ売られたことまで突き止めていた。いや、アリシャの観察力どうなってるのよ…!

しかもアリシャは、ポーラが嘘をついてアリシャを語ったことを利用して、ヴィンセントには自分がポーラだと思わせればいいと考えている。ポーラが本物だと知られる前に、周囲には自分を「ポーラの身代わり」と説明してほしい。そしてポーラ自身は、表向きには姿を消して生き延びてほしいと迫る。もう要求が無茶苦茶なのよ。

ポーラが拒もうとすると、アリシャはこれまで抱えていた恨みを一気にぶつける。過去に一緒にいた人たちを守れなかったことを責め、「自分たちを置いていったのはポーラだ」と言い続ける。ポーラは、当時は本当にどうすることもできなかったと涙ながらに訴えるけれど、アリシャは聞く耳を持たない。

最後には「それならヴィンセントに全部話せばいい」と迫り、本当の姿を見たあとでも彼がポーラを選ぶのか確かめればいいと言い放つ。ここが本当にきつい。ポーラが恐れている「醜さ」を、アリシャが一番よく分かったうえで突いているのよね。

アリシャはヴィンセントを奪おうとしているだけじゃない。ポーラが抱えてきた過去まで利用して、自分を守ろうとしている。対するポーラも、アリシャを憎みきれず心配してしまうから余計に苦しい。二人とも抱えているものが重すぎるのよ…。そして最後に残ったのは、ポーラがヴィンセントへ真実を話せるのかという大きな問題。どうするのよポーラ!

⬆️目次に戻る

90話|ポーラはヴィンセントから真実を問われても隠し続ける

ヴィンセントが、なぜ自分がポーラに特別な態度を取るのかを本人に考えさせるところにキュンよ。

ポーラが真実を言えないままヴィンセントとの距離だけが近づいていく一方、最後にアリシャの身に大きな異変が起こる(?)という、穏やかさと不穏さの落差がすごい話だった。

メイドたちから、アリシャがヴィンセントの探していた人物かもしれないと聞かされたポーラ。自分の正体を知られたくない気持ちと、ヴィンセントが本当に自分を探していた事実の間で、ずっと苦しい立場に置かれている。しかもヴィンセントから避けていることまで見抜かれるのよね。ポーラ、隠すのが下手なのかヴィンセントの観察力が鋭すぎるのか、どっちなのよ!

そして庭園では、ヴィンセントがポーラを花の咲く場所へ連れ出し、以前もらった花の腕輪へのお礼としてハンカチを渡す。さらに、そのハンカチは返さなくていい、泣きたい時に使えばいいと伝えるあたりが本当に優しい。しかも次は花畑へ連れていくつもりだと匂わせたうえで、なぜ自分がここまで優しくするのかは教えない。ポーラに自分で考えさせるヴィンセント、これはもう答えを半分渡しているようなものじゃないの?

ところが夜になると空気が一変。眠れずにいたポーラが外の騒ぎに気づいて部屋を出ると、そこには倒れているメイド‥アリシャ(?)の姿があった。以前ルーカスに起きた出来事まで重なり、ポーラが積み重ねてきた「もう大丈夫かもしれない」という感覚が一気に崩れるのよ。ヴィンセントとの間には確実に距離が縮まっているのに、ポーラはまだ真実を告げられない。そして今度はアリシャまで……。ここで平穏が終わったことを突きつけてくるの、あまりにも容赦ない。ヴィンセントの優しさが強く残った直後だからこそ、最後の異変が余計に重く響く90話だった。

ここからヴィンセントがどう動くのか、かなり重要になりそうね。

⬆️目次に戻る

🔙全話一覧|91~95話

タイトルとURLをコピーしました