本当にユアンの優しさが沁みるんですよね。クラードが抱えている寂しさや苦しさを知ったユアンが、「自分に何ができるんだろう」と考えて、少しでも外へ出られるように、少しでも笑えるようにと動いていく。その姿が押しつけがましくなくて、むしろ自分の幼い頃の記憶と重ねながら相手の気持ちを考えているのがたまらないんです。そしてクラードも、そんなユアンをただ守られる側として見ているわけじゃない。ユアンが傷つけば心配し、帰ってこなければ自ら探しに行き、最後には抱きしめて支える。ふたりの距離が、派手な言葉ではなく日々の小さな気遣いで変わっていくんですよね。だからこそ、ルイズをめぐる出来事では胸がぎゅっと締めつけられる。それでも最後には、ユアンが抱えていた悲しみにクラードが寄り添ってくれる。このふたり、もうお互いに必要な存在になってるじゃない!
26話|ランスロットがクラードの顔の変化に気づく
ユアンがルイズとの幼い頃の記憶を思い返し、姉から受け取った優しさをクラードへ返そうとする姿が胸に刺さる。
ユアン、そこで姉を思い出すのはダメだって……。花を供えながら、クラードにも外の空気を感じてほしい、少しでも楽になってほしいと思っているユアンを見てたら、こっちまで胸が詰まった。自分が昔つらかったからこそ、同じように閉じこもっているクラードを放っておけないんだよね。しかも本人はそれを大げさな優しさだと思っていない。ただ、少しでも幸せにしたい。それだけなのが余計に刺さる。
水を運ぶ人たちについて外へ出たいと言い出したユアンも、最初はクラードに一緒に来てほしいなんて軽く誘ってるのに、睨まれてすぐ引っ込むの笑った。あ、この二人ほんのちょっとずつだけど距離感変わってるなって感じる。執事は当然心配するけど、ユアンは外へ出る理由をちゃんと持っていて、姉のところへ花を届けに行く。そこで幼い頃の記憶が重なるのがもう…。汚れていると言われるのが嫌で外へ出たくなかった自分に、ルイズが寄り添ってくれた。だから今度は自分がクラードの顔を気にして外を避けている理由まで分かってあげようとしてるんだよね。
そしてクラード側も地味に変わってる。ランスロットが庭を整えていることに気づいたのも、ユアンがきっかけだったと分かるし、顔の状態まで以前より良くなっている。本人は相変わらず不愛想だけど、ユアンの存在が生活の中に入り込んでるのが分かるのよ。
最後にランスロットから、昼間くらいは妻を大切にしろと言われるクラード。ここ、かなり重要だと思う。クラードはユアンを嫌っているわけじゃない。むしろ気にしているからこそ、どう接すればいいのか分からない感じがする。ユアンはユアンで、クラードを少しでも明るい場所へ連れ出したい。二人とも不器用すぎるのよ!でも、その不器用さが少しずつ噛み合い始めてる。26話、恋愛が一気に進む感じじゃないのに、関係は確実に動いてる感じがして好きだわ。
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27話|オリバーとの別れがクラードの心を揺らす
ヘナとユアンがオリバーを送り、最後までそばにいて声をかけ続けるのよ。クラードの愛情も伝えながら「一人ではない」と寄り添うユアンの行動に、胸が締めつけられるわ。
心配だったのは、オリバーの状態がかなり悪いと分かった瞬間。ユアンも何とかできないかと必死になるけど、無理に何かをするより、そばにいることが一番だと言われる。ここ、どうしようもなさが苦しいんだよね。薬を作ろうとしても材料には限りがあるし、それでもユアンは諦めない。ヒーレと一緒に、残っている材料からオリバーのための痛みを和らげるものを作ろうとするところに、ユアンの優しさが出てるわ。
そしてオリバーが屋敷を出ようとしていると知って、ユアンはクラードのところへ走る。ずっとクラードの部屋の前を向いていたオリバーが、最後は自分から離れようとしている。その意味をクラードも分かっていたんだと思う。だからこそ、自分は見送らない。ここがもう、クラードらしくて胸が痛い。昔から「誰も死なせたくない」と願っていた子どもが、今も別れを真正面から受け止めるのが怖いんだよね。
でもユアンは、オリバーを一人にはしなかった。ヘナと一緒に最後までそばにいて、クラードがどれだけ大切に思っていたかを伝えてあげた。ここでユアンが抱えている過去の傷にもつながるのがまた苦しい。傷が多い人ほど、次の傷にも敏感になる。だからこそ、ユアンはクラードの痛みを分かってしまうんだろうな。
そして最後、雨で濡れたユアンをクラードが気遣うところで、もう…そういう小さな優しさが沁みる。オリバーには直接会えなかったクラードだけど、ユアンが代わりに想いを届けてくれた。その存在が今のクラードにとって、少しずつ心の扉を開けてくれてる気がする。重い話なのに、最後に残るのはちゃんと温かさ、ジーンっとなったわ。
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28話|クラードは第八夫人ルイズの行方を尋ねた?!
見た目だけではなく、クラード自身に普通の生活を取り戻してほしいと願うユアンの気持ちがまっすぐ伝わってきた。
レジーナ、めちゃくちゃ楽しそうに人の噂を転がしてるんだけど、これ笑って見てていいやつじゃないのよ。ボロニコから手紙をもらったことも、贈り物をもらっていることも、音楽サロンに一緒に通っていることも、否定はしない。むしろ曖昧に笑って令嬢たちに想像させるあたりが上手い。自分から何も言ってないようで、ちゃんと噂が広がる方向へ持っていってる。
しかも話題がアリエスタとボロニコの婚約に移った瞬間、レジーナの目線が変わる。アリエスタが元は伯爵令嬢で、今の地位を手に入れたことまで思い出しながら、自分と少し似ているのかもと考える。でも、その後に出てくるユアンへの見下しが本当に嫌。ユアンを可哀想な存在として周囲に印象づけながら、クラードの状態まで必要以上に酷く伝えて、完全に自分が優位に立つための材料にしてるじゃん。
特にユアンのことを、社交界にも出られない暗い女性として片づけようとしているところ。いやいや、今のユアンを知ってる私からしたら、その評価はズレすぎなんよ。ユアンはそんなところで立ち止まってないって‥もう嫉妬がすごすぎて。
一方、屋敷では、鏡を用意して、クラード自身の姿を見せようとするユアンがすごく優しい。傷や過去を無理やり忘れさせようとするんじゃなくて、もう一度外の世界を見てほしいと思っているの。庭を窓から眺めるだけじゃなく、自分の足で見てほしい。その気持ちがめちゃくちゃ真っ直ぐなんだよね。
さらにランスロットが、ユアンはいつも明るいと気づく。家族の墓へ向かう途中でさえ、その明るさが消えなかったことに違和感を持っている。ここでクラードが初めて引っかかるのも大きい。ユアンが平気だからではなく、何かを抱えたまま笑っていた可能性に気づき始めた感じがする。
そして最後、クラードがルイズのことを尋ねるのよ!空気が一気に変わった。自分が顔を見ることもなかった八番目の妻。その存在を、今になって確かめようとしているの。ユアンの過去と、自分の過去がここから繋がっていくのかもしれない。レジーナが人の噂で勝手に物語を作っている裏側で、クラードはようやく本当の過去に手を伸ばし始めた感じがする。
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29話|ユアンは亡きルイズの行方を追い雪の森を進む
「姉がいなくなった」と涙ながらにクラードへ訴えるユアンに、今度は彼が受け止めてくれた瞬間にウルッと。
いや、「ルイズの墓が勝手に移されていた」ってところ、ここからもう嫌な予感しかしないわ!ユアンが唯一の家族として守ろうとして、正体まで隠して葬ったのに、その墓まで動かされるって何なの。しかも本人には何の連絡もない。司祭から聞かされた瞬間のユアンの動揺を見ると、これまで必死に守ってきたものが一気に崩れた感じがして苦しくなる。
さらに最悪なのが、その先を確かめるためにユアンが一人で戻らなかったこと。使用人たちは心配して残ろうとするのに、ユアンは屋敷の仕事まで気にして帰してしまう。こういうところなんだよなぁ。自分のことになると、平気で後回しにする。しかも天候までどんどん悪くなって、屋敷では「まだ戻っていない」と分かって大騒ぎ。馬が屋敷とは違う方向へ向かったと知った瞬間の空気、怖すぎる。
一方のユアンは、ルイズが運ばれた跡を追って雪の中を進んでいく。ここで過去のことまで一気に蘇ってくるのがしんどい。自分はルイズを守れたと思っていたのに、本当に守れていたのか。クラードの苦しみからも目を背けないと決めたばかりなのに、また何もできない自分を責めてしまう。もう自分を責める材料を探すのやめてよ…ってなる。
そして最後、クラードが見つけるんだよね。泣きながらルイズがいなくなったことを伝えるユアンを、クラードが抱きしめる。この場面は本当にきつかったわ。ユアンにとってルイズはただの姉じゃなく、自分がずっと守りたかった唯一の家族。その存在を失った直後に、今度は墓まで奪われてしまった。そんな状態で一人で抱え込もうとしていたところにクラードが来たの、もう涙腺無理。しかもユアンはずっとクラードを支えなきゃと思っていたのに、今回は逆に支えてもらう側になってる。すごく二人の関係が少し変わった瞬間にも見える。ユアン、今だけはちゃんと誰かに頼っていいんだよ……。
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30話|ルイズに告げる最後の言葉、ユアンが新しい家族へ踏み出すまで
姉を失った悲しみを抱えながらも、クラードたちとの時間を大切に生きようとするユアンの決意が、最後の「さようなら」に全部詰まっていた。
もう、ユアンが泣きながらクラードを責めるところで胸がギュッとなった。ルイズのことを知っていたなら、どうして教えてくれなかったのか。自分は必死にクラードを呼び続けて、それでも会えなくて、やっと会えたと思った日にこんな形で真実を知るなんて、そりゃ感情が爆発するよ。しかもユアンは、自分の一番ちゃんとした姿をクラードに見てほしかったんだよね。なのに一番見られたくないほど弱っている日に現れるって、タイミング悪すぎる。
でもクラードも、ただ隠していたわけじゃなかった。ルイズをちゃんとした場所に埋葬して、ユアンと一緒にそこへ行こうとしていたのに、自分自身が外へ出られなかった。ここ、クラードの不器用さがめちゃくちゃ出てる。言葉にするのが下手すぎるんだけど、やっていることを見るとユアンのことをかなり大事にしてるのが分かるんだよ。
そして墓地での姿は本当に苦しい。今までルイズは、ユアンにとって十分な別れすらできなかった存在だった。それが今度は、ちゃんと名前を刻める場所で、姉として最後の時間を過ごせた。ユアンがこれまで背負ってきた「自分がもっと何かできたんじゃないか」という気持ちも、少しずつ手放せたんじゃないかな。
ルイズが残した約束を思い出して涙があふれるのも無理だった。もう帰ってこないと分かっているのに、昔の言葉だけは消えないんだよね。でも最後には、自分は新しい家で幸せになれたと伝えられる自分になろうとしている。ここが本当に大きい。
クラードとの関係も、この出来事を境に少し変わりそう。ユアンが「失った家族」だけを見るんじゃなくて、「これから作る家族」に目を向け始めた感じがする。30話、悲しいのに最後はちゃんと前を向ける感じだった。ルイズ、どうか今度こそゆっくり休んでいてほしい。
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