一番大きいのは、樹里の気持ちが「鉄平が嫌だから離れたい」だけでは終わっていないところ。鉄平との過去は樹里自身が抱えてきたものだけど、今の樹里には蓮との関係がある。だからこそ、鉄平が戻ってきたことで困るのは自分だけではなく、蓮まで巻き込まれることなんだよね。そこに樹里の現在がはっきり出ているわ。
一方の鉄平は、樹里の言葉を受け止めるより、自分の中にある過去の続きを信じている。樹里が大切な相手の存在を伝えても、それを認めず、借金が終われば一緒に暮らせると話す。このズレが大きすぎる。樹里が今どこにいるのかではなく、自分がどうしたいかを優先しているから、樹里の拒絶が何度あっても終わらない‥波乱の幕開けぽいわ。
116話|鉄平がついに樹里の姿を見つけ出す
蓮の計画がかなり具体的になってきたわ~!
いやもう、過去の恋愛に区切りをつけた譲二と、樹里を取り巻く状況を動かす蓮、そしてついに樹里を見つけた鉄平まで、感情の置き場所が次々変わって忙しい!しかも全部が「もう後戻りできない」という方向へ進んでいるのが強い。
まず譲二の若い頃の恋が、思った以上に苦い。相手の女性が望んでいたのは、裕福で、自分を見下されることなく、好きなことを楽しませてくれる相手。譲二はそれを叶えられる男になろうとしたのに、彼女が選んだのは自分ではなかった。結婚式で彼女の姿を見ても、きれいだと思うだけで終わらせようとしたのに、友人から声をかけられた瞬間、自分にも別の出会いを求める意思があると告げる。ここ、譲二の若さが全部詰まってる。好きだった相手への未練を抱えながら、それでも自分の人生を先へ進めるしかなかったんだなと分かる。
そして現在の譲二が蓮に向ける言葉にも、その過去がしっかりつながっている。若い頃の恋は、相手を好きだからこそ何でも信じてしまう時期にしかできないものだった。蓮が樹里を思う気持ちも、いつか同じところへ行くのか。譲二は止めたい気持ちを見せながらも、最終的には蓮自身に決着をつけさせようとしている。
そこで蓮の作戦がかなり容赦ない。まず樹里が抱える借金の状況を本人に知られない形で確認し、元夫側の事情も含めて整理する。そして二人をあえて接触させ、樹里自身の言葉で関係を終わらせる。蓮が欲しいのは、樹里が逃げることではなく、自分の意思で過去を切ること。ここが今回の大きなポイントだと思う。
一方の鉄平は、探偵から樹里が逃げる可能性を聞かされても、借金から身を隠しているだけだと考えている。亜里沙にも怪しまれながら、樹里を探しに出て、ついに姿を見つける。しかも樹里の現在の姿を見た鉄平が、そのまま抱きしめてしまう。そして樹里が呼んだ名前は「蓮」。ここで終わるの!?蓮が仕掛けた関係の決着と、鉄平が求め続けた再会が、ついに同じ場所へ到達した。116話、過去を整理した男、未来を決めようとする男、そして過去の相手を見つけた男が一気に交差して、次が気になりすぎるところで切ってくるの!
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117話|樹里の前に鉄平が現れ、今を大きく揺さぶる
鉄平は「待っていたはず」と決めつけるのよ、話を聞くという機能をどこに置いてきたの!
117話、鉄平がついに樹里の前に現れたけど、いやもう、この男の「何年経っても俺のこと好きでしょ?」という確信はどこから来るのよ!樹里が別の男性の名前を出したことまで、自分への対抗心からだと勝手に解釈して、昔と変わらない調子で距離を詰めてくる。樹里からしたら13年分の時間があるのに、鉄平だけがその年月を存在しなかったことにして話している感じで、そりゃ腹も立つ。
しかも鉄平は、樹里が自分のことを待ち続けていたと思い込んでいる。自分が別の女性と過ごしていたことへの対抗心で、樹里も誰かを作ったのだろうと決めつけているのが、もう完全に自分基準。樹里が蓮のことを「自分よりずっといい人」と伝えても、本気で信じようとしない。ここ、樹里の言葉がかなり重要なんだよね。以前の樹里なら、鉄平との関係から簡単には離れられなかったかもしれない。でも今の樹里には、蓮という別の大切な存在がいる。
そして樹里が家に戻って何度も手を洗うところが、今回かなり苦しい。鉄平への怒りだけなら、ここまで引きずらない。顔を合わせたことで、過去の記憶まで一気に押し寄せているのよ。それでも樹里が本当に恐れているのは、自分が鉄平を好きになることでも、鉄平から何かされることでもない。蓮が傷つくことだった。ここで樹里の現在がはっきり出るのよ。もう鉄平中心の人生じゃない。
なのに鉄平は翌日も普通の顔で店に来る。樹里からすれば完全に望んでいなかった再会なのに、本人だけは当然のように樹里の前へ立つ。この温度差、すごすぎる。しかも「また来るから仕事を辞めるな」とまで…樹里の気持ちを聞く気がまったくないじゃないの!
最後に店へ入ってきた鉄平と、樹里が向き合うところで終わるのも怖い。二人の再会は、過去を整理するための一度きりでは済まなそう。鉄平はまだ樹里との関係が続いていると思っている。でも樹里の中では、すでに別の時間が積み重なっている。そのズレが、ここからどう広がるのかが最大のポイントよね。鉄平、昔の樹里を探しに来たつもりなら大間違いよ。今、樹里の目の前にいるのは、前の樹里じゃないから!
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