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疑惑の接触『枯れた花に涙を』111話〜112話|蓮を揺さぶる兄の冷酷な影

疑惑の接触『枯れた花に涙を』111話〜112話|蓮を揺さぶる兄の冷酷な影
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帰り道で背筋がひやりとした。蓮を狙う悪意に立ち向かおうと決めた樹里の動きを、丈はまるで見透かしていたかのように塞ぎ込み、ついには彼女の帰宅路で直接接触を図ってきた。逃げ場のない視線、湿った夜気、心臓の鼓動だけがやけに大きい。一方で蓮は悠里との駆け引きの中で、普段の優しさとは違う冷徹な一面を覗かせていた。守りたい気持ちと、誰にも触れさせたくない独占欲。その両方が樹里の胸に絡みつき、未来の形が少しずつ歪んでいく。二人の行く手に新たな影が差し込む。

111話|日常を侵す丈の悪意

丈、どこまで腐ってるの!? 自分の弟の女に嫌がらせをして「退屈だ」なんて吐き捨てる姿、狂気としか言いようがない。サングラスを外して樹里の前に現れたあの瞬間、画面越しでも背筋が凍るような威圧感。何が起きるか想像しただけで心臓が止まりそう。

111話あらすじ

届いた男女の不審な写真から蓮とは微妙に違う違和感を感じ取った樹里は、誰が蓮を狙っているのかと怒りを募らせる。彼女は匿名で送り主に警告メッセージを送るが、受け取った蓮兄(丈)はそれを面白がり、狂気的な反応を見せる。一方、蓮は悠里との駆け引きを通じ、冷徹な一面を覗かせていた。樹里は蓮に心配をかけまいと一人で抱え込み、平穏を装いながらバイトに精を出すが、そんな彼女の背後に蓮兄(丈)の魔の手が迫る。夜道で突如として現れた蓮兄(丈)の姿に、樹里は絶体絶命の危機を迎える。

111話を読んだ感想・考察

111話、ドキドキしっぱなしだよ。特に樹里が蓮兄(丈)からの写真の違和感に気づいたところ、彼女の蓮への観察眼というか、愛の深さを感じて胸がギュッとなったよ。どんなに遠く離れていても、写真を見て、彼らしくないことに気づけるのは、世界で樹里だけなんだね。でも、それが結果として彼女を危険な領域へ引きずり込んでしまったのが、あまりにも皮肉で辛い。

一方で、蓮兄の異常性が際立っていたね。あんなにも楽しそうに他人の人生を踏みにじる様子は、まさに底なしの悪意。蓮との対比で彼がいかに「家族」という絆を軽視し、破壊することに喜びを見出しているかが痛いほど伝わってきた。一方で、蓮が悠里に対して見せた冷徹な「美しい年上の女性がタイプだ」という告白も、悠里を牽制しつつ本音を混ぜ込んでくるなんて、計算高く恐ろしい駆け引きに見えて、目が離せない。でも、悠里ちょっとしつこくってイライラしてくるわ。

バイト中に普通の日常を演じようとする樹里と、その裏で進む監視の目。この「日常」と「非日常」の境界線が壊れる瞬間が、一番ゾクゾクするポイントだよね。夜道でサングラスを外して樹里に「こんばんは?」と声をかける蓮兄の冷ややかな微笑み、あそこはまさに恐怖のどん底。これから樹里がどんな窮地に立たされるのか、それとも予想外の反撃を見せるのか?蓮も近くにいないし、怖くて仕方がない!あぁ、何で蓮に連絡しないんだよ、樹里!

樹里がもし、蓮兄に対して毅然と立ち向かえたら、この戦況は大きく変わるかもしれない。でも、相手は理屈の通じない狂人。蓮が不在の今、誰が彼女を守るのか、あるいは彼女自身がこの悪意を跳ね返すほどの強さを持っているのか。次の展開で、樹里という一人の女性がどれだけ強く、美しく、そして切なく輝くのかを、固唾を飲んで見守り続けたいよ。

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112話|緊迫する樹里と丈との対峙

樹里が蓮兄に放った言葉、痛快すぎて思わず拍手した! 顔が似ているだけで中身は全然違う、蓮くんはもっと背が高くて優しくて誠実だって、真っ直ぐに愛を伝える姿がかっこよすぎる。どんなに威圧されても怯まない樹里の強さに惚れ直したよ…。

112話あらすじ

樹里は、写真を送りつけてきた「蓮兄」と街で直接対峙する。恐怖を感じながらも逃げ出さず、蓮がいかに誠実で優しい人であるかを毅然と語り、蓮兄を真っ向から否定して立ち去る。一方、亜里沙は友人に鉄平からプロポーズされたと嬉しそうに語り、高価なバッグを買ってもらったことや結婚式の話で盛り上がる。しかし、その裏で亜里沙の語る「プロポーズの記憶」には微かな違和感が漂う。その頃、蓮は譲二から男性同僚からのチョコレートの件を告げられ、不穏な苛立ちを隠せない。さらに、ウェディングドレスの看板を見つめる蓮に、悠里が「彼女がいるのか」と問いかける。

112話を読んだ感想・考察

112話、物語のパズルピースが少しずつ不気味に噛み合っていくような、ゾクッとする回だった。何と言っても、樹里の芯の強さが際立っていた。蓮兄に絡まれて、恐怖で足がすくみそうになりながらも、「蓮はあなたなんかとは全然違う」ってはっきり言い切る姿。彼女の中にある蓮への信頼が本物だからこそ、似て非なる存在である蓮兄の薄汚さが余計に際立っていたよね。蓮兄が過去のトラウマを思い出して動揺する姿も含めて、彼が抱える闇の深さも気になるところ。

そして、対照的に恐ろしいのが亜里沙と鉄平。亜里沙は「プロポーズされた」「高級バッグを買ってもらった」って幸せの絶頂にいるけれど、私からするとその背景にある歪みが透けて見えて怖くなる。友人に語るエピソードの端々に感じる違和感と、出張先で、無言でケーキを潰す蓮の姿のギャップが、ホラーよりも恐ろしい緊張感を生み出しているよ。

蓮がとウェディングドレスを着た女性の看板を見上げるラストシーンも意味深だよね。「もし君ならもっとすごいものを買うだろう」という悠里の言葉に、蓮が何を思うのか。彼が抱える執着の矛先がどこに向かっているのか、見ているこちらまで息が詰まりそうになる。

樹里は自分の場所を守ろうと必死に戦っている一方で、亜里沙の周りでは取り返しのつかない歯車が回り始めている。この全く異なる場所で起きている出来事が、いつ一つの線で繋がってしまうのか。恐ろしさと好奇心が同時に押し寄せてきて、次話への期待が最高潮に高まるたね。だが、悠里…君は邪魔すぎる!

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