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『伯爵家の秘められた侍女』26話~30話|ヴィンセントの変化とルーカスの優しさに揺れるポーラ

『伯爵家の秘められた侍女』26話~30話|ヴィンセントの変化とルーカスの優しさに揺れるポーラ
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ヴィンセント、ちょっと待って。あなた最近どうしたの!? ポーラに似合うものをさらっと褒めるわ、屋敷に残っていいと言うわ、自分が守るとまで言うわで、以前のヴィンセントを知っているほど「いや、変わりすぎでは!?」となるんですよね。しかもポーラも、ヴィンセントが自分の正体を知らないからこそ、その優しさを素直に喜べないのが切ない。お互いに抱えているものが少しずつ見えてきて、家族や夢の話までできるようになったのも大きいです。ヴィンセントが外の世界へ踏み出そうとする時、ポーラが自然に隣へついていこうとする関係も好きすぎる。そして、そんな二人の間にルーカスまで入ってくるんですよ。しかもルーカス、最初は何を考えているのか分かりにくかったのに、ポーラの掃除を手伝ったり髪留めを褒めたり、妙に距離が近い! ポーラ、これは落ち着いていられませんって!

26話|ポーラへヴィンセントが「僕が守る」と約束する

ポーラの過去を聞いて、自分の痛みまで重ねて、「そばにいて」って、ポーラが平静でいられるわけないでしょ!

うわ、のヴィンセント、どうした!?いや、前から少しずつ変わってるのは分かってたけど、今回は明らかに一段階進んでる。ポーラのことを知ろうとして、家族の話まで聞き始めるんですよ。ポーラからしたら「なんで急にそんなところまで聞くの!?」って感じでしょうね。こっちはこっちで、聞いてくれてるの嬉しい…でも聞かないで…の両方で忙しい。

しかもポーラの過去がまた切ない。家族のことを話しながら、もういない弟妹たちを空の向こうにいる存在として考えていて、自分だけが残って生きていることに複雑な思いを抱えてるのよね。ヴィンセントも母親のことを聞かれて、悲しみに浸り続けるより前へ進むために感情を切り離したような話をするんですよ。

ここ、二人って思っていた以上に似てるんだと思う。痛みを抱えたまま生きる余裕がなくて、とにかく今日を越えるために気持ちをしまってきた人たち。だからポーラも、ヴィンセントの冷たい言葉に単純に傷つくんじゃなくて、「この人もそうだったのか」と理解してしまう。

そして問題の夢よ。ヴィンセントの夢は「目が見えるようになりたい」。そりゃそうだよね……と思ったら、ポーラは「長く生きたい、できれば少し楽に暮らしたい」。この現実的すぎる夢、ポーラらしくて好き。壮大な未来じゃなくて、とにかく穏やかに生きたいんですよ。

そしたらヴィンセントが「じゃあここにいればいい」って。え????さらに「僕が守る」。はい????しかも髪に触れて、「僕のものだから守る」って、距離感どうなってるの!? ポーラが真っ赤になるのも当然すぎる。さらに「今、感動して口を開けてるだろ」って当てにくるヴィンセント、そこだけ急に余裕ある男になるのやめてほしい。ポーラの心臓が完全に振り回されてる。でも一番大事なのは、ポーラが最後に「この感情は毒になる」と感じているところ。ヴィンセントは外へ進もうとしている。自分は彼のそばに残る。でも、そこに恋みたいな気持ちまで混ざったら、二人の関係は今まで通りではいられない‥ああ、身分もあって切ないよね。

ヴィンセントは変わってきた。そしてポーラの気持ちも、もう元には戻れない。この「嬉しいのに怖い」がたまらなく苦しい。ポーラ、もうそのドキドキ、無かったことにはできないよ…。

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27話|ジェームズが屋敷に現れて…

二人きりの秘密の道とか、ヴィンセントの覚悟とか、ジェームズとか、もう、ポーラの心が忙しすぎる!

「遠くへ行って。できるだけ安全な場所へ」えっ、待って待って。朝から何その不穏な指示。ポーラ本人も何が起きているのか分からないまま、イザベラに急かされてヴィンセントと外出することに。しかもヴィンセントも事情を知っているような、知らないような微妙な顔。最近この人、ほんとに心の中を隠すのが上手くなったな…。ポーラが「聞かないほうがいい」と察して黙るのも、二人の関係が変わってきた感じがして好き。

そして向かった先が、まさかの秘密の道!古びた扉を見つけて「新しい世界が始まるのかも」と想像するポーラ、発想が完全に冒険小説なんよ。妖精とか不思議な動物とか言い出すの可愛すぎる。ヴィンセントに「本を読みすぎ」と言われてるのも含めて、この二人の会話ほんと和む。でも私が一番グッときたのは、ヴィンセントが町へ出ようとする姿。外へ出ること自体まだ怖い。それでも「永遠にこのままではいられない」と、自分から一歩踏み出そうとしている。しかもポーラが隣にいるから挑戦してみたいと思えたのが大きいよね。これ、恋愛以前に信頼が積み重なってる感じがして、じわじわくる。

ところがポーラが帽子を取りに戻ろうとした瞬間、「行かないで。僕のそばにいて」って手を握るヴィンセントですよ。はい、突然の直球。ポーラも「すぐ戻るから」と必死に説得するし、百まで数える約束までしてるし、なんなのこの二人。かわいすぎて困る。

なのに、屋敷へ戻ったポーラの前にジェームズ登場。しかもヴィンセントを探している。さっきまで二人で秘密の道を歩いて、町へ行こうとして、ちょっと温かい空気になっていたのに、一気に空気が変わったじゃん…。ポーラが思わず身を隠したのも当然だし、ジェームズがポーラのいる方向を気にしているのも怖い。

ヴィンセントは今、外へ踏み出そうとしている。ポーラとの関係も少しずつ変わっている。だからこそ、このタイミングで屋敷に誰かが来るの、嫌な予感しかしない。お願いだから百まで数えてる間くらい、平和にしてあげて…。

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28話|動揺するヴィンセントの前にルーカスが訪れる

ジェームズ怖すぎるし、ヴィンセントも何か知ってるし、ずぶ濡れルーカス、何があったの!?

怖っ!いやジェームズ、登場した瞬間から空気が重すぎるって。ポーラが「近づいちゃいけない」と感じて、そのまま裏口から逃げたのは本当に正解だったと思う。ポーラの危機回避能力に拍手したい。振り返る余裕すらないって、もう雰囲気だけで十分伝わってくる。しかもヴィンセントもジェームズの名前を聞いた途端に動揺するし、何気なく「今も逃げてる途中」みたいなことを言うじゃないですか。いやいや、何から逃げてるのよ。本人は平静そうにしてるけど、絶対そんな簡単な話じゃないでしょ。

ジェームズがイーサンの兄で、昔はヴィンセントとも普通に遊んでいたというのも意外だった。そこから父親に関する出来事を境に人が変わったという話になると、単純に怖い人として片づけられない感じも出てくる。ヴィンセントが「人の中身なんて分からない」と話すところも、妙に重い。ポーラに逃げるよう言っておきながら、自分は逃げ切れていないんだろうな。

そして一番気になったのが、「ジェームズが終わらせようとしている相手は自分じゃない」という話。え、じゃあ誰なの!? ここでポーラと同じ顔になったわ。ヴィンセントがそこまで秘密を守ろうとする理由も含めて、まだ何か隠してそう。さらに手紙まで急に切られるのが嫌すぎる。せっかく続いていたやり取りなのに、侍女長が当然のように暖炉へ入れるから、ポーラも「何かあるのでは」と感じ始めている。これまで気にしていなかったことまで、ジェームズの登場後は全部つながって見えてくるんだよね。

と思ったら、雨の中からずぶ濡れのルーカス登場。ちょっと待って、今度はあなた!?しかもわざわざヴィンセントに会いに来てる。ヴィンセントも「入って」と受け入れるけど、これは絶対ただ事じゃない。ポーラには何も起きないでほしいし、ヴィンセントも一人で抱え込まないでほしい。もう頼むから、この二人に平和な時間をください。

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29話|ルーカスの親切すぎる態度にポーラが戸惑い続ける

ルーカス距離近くない!?親切なのは分かる、分かるんだけど、ポーラの警戒心が仕事してる!

うんうん、ポーラの気持ちめちゃくちゃ分かる。知らない人が屋敷にしばらく滞在するだけでも気を遣うのに、その相手がイーサンの弟で、しかも以前ちょっと意味深なことを言ってきたルーカス。そりゃ「本当に大丈夫な人なんですか?」って確認したくなるよね。ところがヴィンセントはなぜかポーラの頭をぎゅっと押さえて笑ってるし、何がそんなに面白いのよ!と思ったら、本人だけ何も分かってないのも笑う。

そしてルーカス、やっぱり独特なんだよなあ。ポーラに名前を呼ばせたいのか、わざわざフルネームまで名乗り直すの、かなり分かりやすい。ポーラが「ルーカス様?」と呼んだ瞬間、ものすごく嬉しそうに笑うのも、「そんなに!?」ってなる。名前を一回呼んでもらっただけで、そんな幸せそうな顔することある?いや、あるのかもしれないけど、ポーラからしたら完全に「なんでこんなに喜んでるの?」状態だよね。

しかも掃除をしているポーラの横で、手伝う、荷物を運ぶ、トレーまで引っ張りたがる。親切なのはありがたい。でもポーラの心の中では「全然気楽じゃない!!」なんだよね。分かる、分かるよ。善意って断りづらいから、むしろ疲れる時あるのよ。ただ、ちょっと気になるのは、ルーカスがヴィンセントと二人になると態度が変わるところ。ポーラが全部聞き取れているわけではないからこそ、余計に気になる。普段の明るさとは違って、声も表情も慎重で真剣だったというポーラの観察は、かなり重要そう。

そして、散歩でヴァイオレットから貰ったリボンを褒めるルーカス。いや待って、そこまで見る!?しかも「似合ってる」「きれい」って、さらっと言えるの強い。ポーラはまだルーカスの目的も本心も分からないのに、こうやって少しずつ距離を詰められたら、そりゃ落ち着かないよね。ヴィンセントとルーカスの間に何があるのかも気になるけど、それ以上に、ルーカスがポーラに向けているこの妙に丁寧な親切は一体なんなの?

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30話|ルーカス、ポーラを褒めまくる

ルーカスがポーラを自然に褒めまくる一方、ヴィンセントは露骨に反応(笑)!

キュンキュンするわよ、ルーカス様ってこんなにポーラを褒める人だった!?リボンを見て「似合うと思ってた、きれいです」ってニコニコ。しかもヴァイオレットが贈り物を選んでいるとき、自分も一緒にいて「純白がポーラに似合いそう」って選ぶのを手伝ってたとか、情報が次々出てくるんですけど!ポーラも「ただのお世辞だよね?」って疑ってるけど、そりゃ疑うわ。こんな自然な顔で褒められ慣れてないだから…。

さらにお茶会では、ポーラがカップを二つしか持ってきていなかったことに気づく。ルーカスはお茶はいらないと言いつつ、ケーキを受け取って、今度は「僕には甘すぎるから」と自分の分までポーラに渡す。え、優しい。と思ったらヴィンセントの視線がジトーッ。はい出ました。何も言ってないのに圧だけはある男。ポーラも慌てて「ルーカス様がくださったんです!」って弁明してるし、誰も責めてないのに一人で説明し始めるの可愛すぎるわ。

そしてポーラの童話タイム。ヴィンセントに読み聞かせていたところへ、ルーカスまで興味を持って参加。ポーラは少し緊張しながらも読み進めて、ルーカスは「冒険を通して得られる愛と友情の物語」と楽しそうに聞いている。一方ヴィンセントは「前よりはマシになったな」って、また微妙な褒め方!ポーラが「もっと完璧とか言ってくれてもいいじゃない」と内心むくれてるのも分かる。そこはちゃんと褒めてやれ!

でも、この回で一番グッときたのはルーカスの本音だった。以前聞いていたヴィンセントの状態と、実際に一緒に過ごして見た姿が全然違っていた。散歩したり、甘いものを食べたり、ポーラに本を読んでもらったり。そんな日常を目にして、ルーカスは「本当に大丈夫だったんだ」と安心するの。ポーラも、その言葉に込められた心配の大きさを感じて、ちょっと感動してしまうんですよね。

なのにヴィンセント、「気持ち悪いことを」。おい!! せっかく感動してるんだから一回くらい浸らせてやってよ!しかもポーラへの感謝まで「当然のことだろう?」で終了。ポーラの「ちょっとくらい感謝してくれてもいいじゃない」がめちゃくちゃ分かる。積もり積もって「もう知らない!ご主人様のバカ!」になってるのも最高。

そして、ルーカスが「こんな美人がそばにいるんだもの、元気が出るのは当然」とさらっと爆弾投下。ポーラ、お茶を盛大に吹く。そりゃ吹くよ。今まで散々褒めてきたうえで最後にそれ!?ルーカス様、天然なのか確信犯なのか分からないけど、ポーラの心臓が忙しすぎる。「いや、私、美人って言われた……?」って固まってそう。そして私は思う。ご主人様、今のうちにちゃんと褒めとかないと、本当に誰かに持っていかれるぞ。

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