いやもう、ポーラの存在がヴィンセントにじわじわ効いてるのがたまらない! 最初は何を言っても拒絶していたヴィンセントが、少しずつ食事を取るようになったり、ポーラの話を聞いたり、自分から身の回りのことに応じるようになったりして、ちゃんと変化が見えてくるんですよね。しかも、その変化を無理やり引っ張っているのがポーラじゃないところも好き。ポーラはヴィンセントの手を引っ張るだけではなく、自分で歩けるようになるまで待つし、好きな本を選んで、庭で過ごす時間まで作ってあげる。そこにイーサンまで加わって、ヴィンセントを外へ出すために一芝居打つのも面白いんです。なのにポーラ自身は「ヴィンセントが立ち直ったら、自分の役目は終わる」と考えている。えっ、待って、そこはそうなるの!? そんなポーラの気持ちをよそに、ヴィンセントのほうは少しずつポーラを意識し始めている感じがして、何気ない仕草まで妙にドキッとする。恋の気配、来てますよねこれ!
11話|イーサンがポーラにヴィンセントを託していく
童話を聞くヴィンセントの話で大笑い。もう空気がめちゃくちゃよ!
ヴィンセント、ちょっと食べただけで胃がびっくりして寝込んでたの!?と思ったら、そもそも体がかなり弱ってるらしくて、ポーラも「そんなことで?」って驚いちゃうわよね。しかも本人はそんな状態でも相変わらず強気で、心配して来てくれたイーサンに「帰れ」。いやいや、そこまで頑固にならなくてもいいじゃないの。
でもイーサンも引かないのよ。外へ出るよう説得して、それでも無理なら状態を世間に知らせると言い出すんだから、心配している友人のやり方としてはかなり強引。でも、ヴィンセントがこのまま閉じこもっていることを本気で心配しているのは伝わってくるのよね。本人にとっては簡単に受け入れられない話でも、ずっと隠し続ければいいわけじゃないと考えているわけで、二人とも譲らないから空気が重い。
そしてポーラが「脅迫も同然です」と言ったら、イーサンが「その通り、脅迫でした」って認めるの笑うんだけど!そこ普通は少しくらい取り繕わない?しかも自分で性格が悪いって言っちゃうし、ポーラの心の中の「腹黒男、最低」があまりにも正直で好きだわ。
ただ、そんなポーラがヴィンセントのために本を選んでいるのが本当に優しいのよ。最初は文句ばかりだったのに、最近は黙って聞いてくれるようになった。それだけで、ヴィンセントが少しずつポーラを受け入れているのが分かるじゃない。しかも読んでいたのが童話っていうのが最高なのよ。あのヴィンセントが!?ってなるでしょう。
案の定、イーサンは耐えられなくなって大爆笑。ポーラは「何がそんなに面白いの?」って顔だし、本人は聞かれているとも知らず、たぶん部屋でイーサンの笑い声にイラッとしてるし、もう全員の温度差がすごいのよ。ヴィンセント、本人は大真面目なのに「童話を読んでもらってます」と知られただけで友人に腹を抱えて笑われるの、気の毒なのに可愛くて、もう私まで笑っちゃうわ。
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12話|自分の足で外へ向かうヴィンセントの一歩
「手を放すなよ」って震えるヴィンセントが切なすぎるし、ポーラが手を放して歩かせるのも愛がある。
いやいや、イーサン様ってば何を企んでるのよ。ポーラに「ヴィンセントが外に出られるよう手伝ってくれたら願いを一つ叶える」って持ちかけるだけでも十分気になるのに、最後には笑顔で「賭けに勝ったら首をもらいます」って、待って待って話が急に怖いのよ。ポーラも「なんで私なの!?」って完全に巻き込まれた側なのに、結局ヴィンセントのためなら動くんだから、本当に放っておけないのよね。
しかもヴィンセントはシーツをかぶって落ち込んでいて、もう見るからに気持ちが沈んでる。ポーラはそんな彼に、努力する姿を見せればいいんじゃないかと励ますんだけど、ヴィンセントからすれば「努力しても認めてもらえなかったら意味がない」という話なのよね。そこを聞いたポーラが、イーサンの言葉を一つずつ思い出して「そういうことか!」と気づく流れがすごく好き。イーサンが求めていたのは、誰かに助けてもらって外へ出ることじゃなくて、ヴィンセント自身が堂々と外へ出ることだったのね。
そこから二日間の猛練習が始まるんだけど、もうヴィンセントが可愛いやら切ないやらで忙しい。最初はポーラの手を震えながら握って、二日目になっても「手を放すなよ」って頼ってる。でもポーラはそこでずっと手を握ってあげるんじゃなく、スッと離すのよね。厳しいけど、ちゃんとヴィンセントを信じてる感じがする。倒れ込んできたヴィンセントに「やればできるじゃないですか」って言うポーラも優しくて、二人の関係が少しずつ変わってきた感じがしてしまう。
そして「怖くなったら思い出してください」と伝える言葉がまたいいのよ。姿が見えなくても、冒険仲間や友人、家族の声が届くなら一人じゃないって、ヴィンセントにとってかなり大きな支えになりそう。ポーラの存在が、もう単なる侍女ではなくなってきてるんじゃないかしら。
そして決戦の日、髪まで整えてもらって外出着を求めるヴィンセントに、ポーラも「おめかしする甲斐があるわ」なんて内心ちょっと浮かれてるのが可愛い。ところが最後に「靴ってどこだっけ?」で止まるの、ポーラさん詰めが甘い!でも、いよいよ自分の足で外へ出ようとしているヴィンセントを見ていると、この一歩が二人にとって何を変えるのか、楽しみなのにちょっとドキドキするわ。
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13話|イーサンが悪役を引き受けた理由を話す
ヴィンセントが変われば自分の役目は終わるって考えてるの切ない。お願いだから自分のことも考えて!
イーサンがヴィンセントを外へ出そうとして、いつもの調子でちょっと嫌な言い方をするんだけど、ヴィンセントも当然ブチッ。しかも杖を振って窓まで壊して「次は本気で許さない」みたいな勢いで怒る。いやいやいや、朝から何してんのこの二人。普通なら距離を取る場面なのに、イーサンはなぜか笑ってる。怖がるどころか「それでこそヴィンセント」みたいな顔してるの、もう友達の対応じゃないのよ。完全に慣れすぎ。
でもイーサンが来た本当の目的は、ヴィンセントを怒らせることじゃなくて手紙を届けること。ヴァイオレットからの手紙を渡して、返事を書けと促す。しかも本人が直接押しかけてくる前に返事を書けって、ちゃっかり逃げ道まで用意してる。こういうところを見ると、イーサンってやっぱりヴィンセントのことをかなり気にかけてるんだよね。
そしてポーラはポーラで「あれ? 私も何か忘れてない?」からの、手紙の仕分けを完全に忘れていたことを思い出す。いや忙しかったもんね、ずっとヴィンセントの練習に付き合ってたし。でも思い出した瞬間の「あー!!!」が、あまりにも現実的で笑った。さらに気になるのが、イーサンの「木々も芽吹いてます」という言葉。ポーラが以前手紙に書いた内容と一致してる。まさか……と思うよね、そりゃ思う。しかも最近その手紙が届いてない。疑う材料が揃いすぎてる。でも「イーサンが泣きながら手紙を書くなんて想像できない」と自分で否定するポーラ。いや、そこまで考えておいて本人に即否定するの面白すぎるわ。
その夜、イーサンはポーラに上着をかける。ここでポーラが、彼はやり方こそ強引だったけれどヴィンセントのために悪役を引き受けたのだと理解するの。そして「ヴィンセントは変われる」と迷いなく言う。でも、その言葉の裏にはポーラ自身の不安があって…。ヴィンセントが元気になって前へ進めるようになったら、自分は必要なくなる。自分の仕事が終わる。それでもいいのか、と。
そこでイーサンが持ち出したのが、以前の「願いを叶える」という約束。ああ、これ忘れてたやつだ! しかも「なんでもいいですよ」って言われたら、そりゃ考えちゃうよね。ポーラが本当に欲しいものって、いったい何なんだろう。
「私の願いは……」いや、そこで切るのずるいって。
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14話|失明の原因は、クリストファー家にあると判明する
イーサンの手紙は金色ではなかった。では誰がヴィンセントへ手紙を送り続けているのか?
ポーラがイーサンに「同盟を結びませんか?」と持ちかける姿、もうポーラらしいなぁと思ってしまった。もっと自分の待遇を良くしてほしいとか、何か大きなお願いをするのかと思ったら、ただ「お互い助け合える関係になりたい」と言うのよね。しかも理由を聞かれて、帰る場所がないからここで長く働きたいと…。これ、さらっと言ってるけど結構切ないのよ。そんなポーラの気持ちを察したのか、イーサンも手を握って同盟を受け入れるのが優しい。二人の関係、なんだかんだ好きだわ。
そしてイーサンが帰る前に、ポーラはついに金色の手紙について確認するのよ。もしやイーサンが送り主なのでは、と念のため聞いてみたら、まさかの黒いインク。はい、違いました。じゃあ誰なのよ!と思ったところへ、また金色の手紙と紅茶が届くんだから、謎が一向に片付かないのよね。
しかもヴィンセントがその紅茶を知っていて、飲んでいたものだと分かる。ポーラは「これで機嫌が悪いときに紅茶を出せる」と素直に喜ぶし、送り主へお礼を書いたら、今度は大量の茶葉が届く。いや、ちょっと待って、そんなに要らないのよ! ポーラは「ご主人様が喜んでいた」と伝えただけなのに、相手はさらに茶葉を送り、庭でティータイムまで提案してくる。返事が微妙に噛み合っていないのも気になるし、ポーラが「この人はいったい何者なの?」となるのも当然よね。
そんな中でヴィンセントから、イーサンが来ても屋敷に入れるなと言われるのだから、話が急に重たくなる。イーサン本人が嫌いなのではなく、嫌いなのはクリストファー家。その理由を聞けば、自分が今の状態になったのはあの家のせいだという。えっ、そこまで深い因縁があったの? ポーラも完全に初耳で、思わず「イーサンも知っているの?」と聞きたくなるわよね。金色の手紙の正体も分からないまま、今度はヴィンセントとクリストファー家の過去まで出てきて、ポーラの頭の中、もう謎でいっぱいでしょうよ。
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15話|ヴィンセントがポーラの顔を知りたがる
素直になった彼の行動は、ポーラも強く意識しちゃうわよね!
ヴィンセント、ちょっと待って。今日どうしたの!?ってくらい素直じゃない? 朝から「出て行け」は言ってるんだけど、ポーラにお風呂を勧められれば自分でやると言い、食事もちゃんと食べて、周りから「最近よく食べる」と喜ばれている。料理長まで嬉しそうなの、もう屋敷全体が「ご主人様、元気になってきた!」って見守ってるじゃないの。ポーラが毎日せっせと世話してきた成果が、少しずつ見えてくるのが嬉しいんだよね。
しかも天気まで良い。そこでポーラが思いついたのが庭でティータイム。いや、この子ほんと行動力あるわ。ヴィンセントが「誰かに見られたらどうする」と心配しているのに、「人の来ない場所を見つけました!」って準備万端なのも可愛い。さらに移動まで自分で手伝おうとして、ほぼ強引に運んでるの笑っちゃった。でも、たどり着いた離れの裏庭で空気が変わるんだよね。ポーラが用意した紅茶を飲んで、ヴィンセントが「うまい」と言う。たったそれだけなのに、ポーラの頑張りが全部報われた感じがする。しかも好きな紅茶の味まで分かってる。ポーラ、ちゃんと見てるんだなあ。
そして冒険小説を読み始めたポーラが、うっかりイーサンの名前を出しかけて止まるのも気になる。そこからヴィンセントが「お前はどんな顔をしている?」って聞くんですよ。え、急に何!? 今まで散々ポーラを遠ざけていた人が、顔を知りたいって言うの、距離感どうなってるのよ。
しかも前髪に触れようとするし、ポーラは怖くなって立ち上がっちゃう。そりゃびっくりするわ。ヴィンセント本人は、自分が何をしたらポーラがどう反応するのか、まだ手探りなんだろうな。でもポーラも、怖さだけじゃなくて、少しずつ変わっていくヴィンセントをちゃんと見てる。二人の間に流れる空気が、以前とは明らかに違ってきていて、もう私はポーラの心臓が心配よ。
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