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『伯爵家の秘められた侍女』106話~110話|ポーラとヴィンセントの愛、ルーカスとの別れが導く未来

『伯爵家の秘められた侍女』106話~110話|ポーラとヴィンセントの愛、ルーカスとの別れが導く未来
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もうポーラ、あなたには幸せになってほしいのよ…! そう思わずにはいられないほど、ポーラが背負ってきたものと、それでも誰かを大切にしようとする姿が胸に刺さるんです。ヴィンセントから注がれる愛情に触れ、自分の意思で彼の傍にいると決めたポーラ。それなのに、ようやく選び取った未来へ向かおうとした矢先、アリシャの嫉妬やジェームズの復讐が二人を容赦なく追い詰めていくんですよね。しかも、命の危機に直面したポーラが心の奥で再会するのは、ルーカス。ヴィンセントへの愛とルーカスへの想い、どちらかをなかったことにするのではなく、過去も今も抱えたまま生きていくことの切なさがたまらないんです。イーサンの後悔にも胸が締めつけられるし、最後にポーラが選ぶ居場所にも、彼女が自分の人生を取り戻そうとする強さを感手‥お願いだから、今度こそ幸せになって…!

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106話|ポーラがアリシャを逃がすと決める

リシャの「助けて」が昔の家族と重なるの、これは断れないよ……でもポーラは残るって決めた。最後の睨み合い、怖いくらい気になる!

アリシャは「一緒に逃げて」と必死、ポーラは「もう逃げたくない」。同じ姉妹なのに、立っている場所がこんなにも違うのかと思うと、今回かなり胸がザワつく。

まずアリシャ、ポーラが自分の正体を知っていたと分かって「だったら教えてくれればよかったのに」となるの、そりゃそうだよね。ポーラとしてはアリシャのことを見捨てたくなかったんだろうけど、結果的に何も言わず見ていた形になってしまった。本人もそこをちゃんと分かっていて、自分の弱さを悔やんでるのがつらい。

しかもアリシャが「私にはもうあなたしかいない」と頼ってきた瞬間、ポーラの中で昔の記憶が重なる。これが本当に重い。アリシャを助けたいという気持ちだけじゃなく、過去に救えなかった家族への思いまで一気に引っ張り出されてるんだもん。そりゃ簡単に「行っておいで」なんて言えないよ。

そんなポーラの頭を吹っ飛ばしたのが、まさかのヴィンセント。いや抱えて回すな!と思ったけど、結果としてめちゃくちゃ効いてる。ポーラが考えすぎて固まっているのを察して、無理に答えを聞き出すんじゃなく、いつもの距離感で気持ちをほぐしてくれるのがヴィンセントらしい。

そしてポーラが「ここにいたい」と思えたのがね‥。今までは逃げることばかり考えていたのに、今回は自分から残ることを選んだ。誰かに命令されたからでも、仕方なくでもない。「ヴィンセントのそばにいたい」という気持ちが、ちゃんとポーラ自身の決断になってるんだよね。

だからこそ最後が怖い。ポーラはアリシャを助けるために森まで連れていく。でも自分は残ると言う。アリシャからしたら「私よりあの人を選ぶの?」に見えてしまうわけで、あの睨みよ。いや待って待って、せっかく姉妹で逃げられると思ったのに、話が全然終わってない!ポーラが自分の人生を選び始めた瞬間、今度はアリシャとの関係が大きく揺れ始めるの、切なすぎる。

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107話|アリシャのポーラへの嫉妬が悲劇を起こす

姉妹で分かり合えそうだったのに、ジェームズ登場で全部ひっくり返って、アリシャまでポーラを突き飛ばすとか嘘でしょ!

アリシャ、めちゃくちゃ泣いてるじゃん…って思ったら、いや待って、そこまで追い詰められてたのかと一気に苦しくなった。ポーラに対して「どうしてあなたみたいな人を好きになるの?」とぶつけるのも、単純な嫉妬だけじゃないのよね。ポーラの立場なら安全に生きられる。幸せになれる。だったら自分もポーラになりたい。もうこれ、好きとか嫌いとか以前に「私も普通に生きたかった」って話じゃないの。ポーラもそれが分かってしまうから、簡単に責められないのよね…。

しかも、そこでジェームズ登場って何!?ちょっと待って、あなた生きてたの!?ってなる。ポーラが目の前の人物を見て、過去に亡くなったはずのジェームズだと気づく、そりゃ頭が真っ白になるよ。ジョニーも依頼を受けて動いていただけで、まさか探していた相手がポーラだったとは‥ちょっといい人だと思ってたのに!ジェームズがヴィンセントへの復讐を考えていた理由まで明かされて、今までの出来事が一気につながっていく感じも怖すぎるよ。

それでもポーラは、自分だけ助かろうとしないのよね。アリシャを連れて屋敷へ戻って、事情を説明して、一緒に謝るって言う。いやポーラ、どこまでも妹を見捨てないのよ…。自分だって怖いはずなのに、アリシャの手を引いて「もう少しだから」と進む姿が本当にポーラらしい。

だからこそ結果がしんどい。アリシャは怖くて、未来も怖くて、ポーラだけが幸せになることも受け入れられなくなってしまった。涙を流しながらポーラを突き飛ばすなんて、もう誰が悪いで片づけられないよ。二人ともずっと「生きたい」と願っていただけなのに、その願いがぶつかってしまったのが苦しい。アリシャも、どうか自分まで嫌いにならないでほしい。追い詰められたアリシャが、もう一度ちゃんと笑えるところまで行けるのか、心配でたまらない。

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108話|ルーカスが知らせた危機!イーサンのけじめ

アリシャを助けたと思ったら今度はヴィンセントの前に立つの!?ポーラ、最後まで自分より他人を優先するの、心臓がもたない!

アリシャ、おい待ってくれ。逃げながら「姉さん…」って後悔してる場合じゃないし、こっちはその直後にヴィンセントがポーラを探し始めるもんだから、感情の置き場所がないのよ。しかもヴィンセント、ポーラが以前に残した言葉を思い出してるのがもうね…。本人がいないところで、ちゃんと心に残ってるじゃん。

そしてポーラの夢ですよ。最初は「家族がいて、みんな元気で、温かくて、もう何も望まない」っていう幸せな光景なのに、ルーカスに「本当に満足してる?」と聞かれて、あっさり「いいえ」なの。いや、そうだよね。幸せそうに見える人生と、自分が本当に選びたい人生って、同じとは限らないもんね。

ポーラは今までの人生を思えば、苦しかった記憶もたくさんある。それでもヴィンセントと過ごした時間まで全部否定したくないんだよね。「傷つくことになっても、この人の隣で生きたい」って、自分の意思で選び直したのが大きい。ルーカスに背中を押されて目を開けた瞬間、そこにヴィンセントがいるのも反則すぎる。遅れてでも来たヴィンセントが、震えながらポーラを抱きしめるの、もう見てる側まで息止まるわ。

ところが安心した瞬間、ルーカスが「逃げろ」と言い出して、ジェームズまで現れる。なんでよ!再会して数秒しか経ってないんですけど!しかもポーラは反射的にヴィンセントの前へ出る。自分が怖いとか、自分がどうなるとかじゃなく、また人を守ろうとするんだよね。

ヴィンセントも黙ってはいられず、イーサンも動く。ジェームズがヴィンセントたちの選択を「弱さ」と受け取っていたことまで明らかになって、二人の考え方が完全にぶつかってしまう。そして最後にイーサンがジェームズを止めるところまで一気に進むから、ほんと目まぐるしい。

でも私が一番残ったのは、やっぱりポーラが「この人生を選ぶ」と決めたこと。幸せって、何も苦しくない人生じゃなくて、苦しさがあっても一緒にいたい人を自分で選べることなのかもしれない。だからこそ、ようやく戻れたヴィンセントとポーラには、今度こそ少しでも穏やかな時間を過ごしてほしい。二人とも散々すぎるんだから、そろそろ心を休ませてあげてよ…。

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109話|ポーラはルーカスに背中を押されて目を覚ます

もう泣かせないでよ……!ルーカスとの最後の時間が優しすぎて、こっちまで胸がぎゅっとなる。

ポーラが目を覚ましてくれた。それだけでもう、まずはよかったーー!と思ったのに、その前にルーカスとの時間を挟んでくるんだから、情緒が忙しすぎるのよ……涙出たわ!ヴィンセントに抱きしめられながら意識が薄れていくポーラが、最後まで考えていたのは自分のことじゃなくて「ヴィンセントが無事でよかった」ということ。いやもう、どこまで人の心配するのよ。自分だって大変なのに。

そして夢の中では、木漏れ日の花畑にルーカスがいる。この景色がまた穏やかで、現実との温度差がすごい。ポーラはルーカスと歩きながら、離れていた間に話せなかったことを少しずつ伝えるんだけど、ほとんど自分ばかり話して、ルーカスはただ聞いてくれる。それなのにポーラが安心できるっていうのが、二人の関係そのものみたいで切ないのよね。

しかもルーカスが、ポーラから届いた手紙を希望や支えにしていたと明かすところ。これまでポーラが何気なく届けていた言葉が、実はルーカスにとってものすごく大きかったんだと思うと、じわっとくる。そこで「好きだった」と伝えるんだから、もう遅いよ!と思いながら泣くしかないじゃない……。でもルーカスは、ポーラに自分ばかりを見続けてほしくない。ヴィンセントやイーサン、ヴァイオレットたち、生きている大切な人をこれから支えてほしいと伝えるの。しかも「ポーラ自身も」とちゃんと含めてくれるのが優しい。人の幸せばかり願ってきたポーラに、あなたも幸せになっていいんだよって渡された言葉みたいで。で、本当の別れ‥「この瞬間を、僕は決して忘れないよ」ああ~また出てきた、この言葉‥はあ、この回ほんと、涙なしでは読めなかったわ!ルーカス!!!もう‥いつまでもポーラを守ってるのね。

最後に笑って別れる二人が、本当に本当に切ない。それでポーラは現実へ戻ってきた。涙を流して「ルーカス」と呟いたところにイーサンがいて、そっと涙を拭ってくれるのもまた泣ける。今度こそポーラには、自分の幸せもちゃんと選んでほしい。優しすぎて心配になるくらいのポーラだけど、これからは、ヴィンセントと幸せになる姿を見せてほしいな。

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110話|ポーラが選んだのはヴィンセントのいる屋敷だった

イーサンの謝罪もつらいけど、ヴィオレットの突然のお引っ越し提案にもびっくり!

ポーラがイーサンの手を握って、自分と過ごした時間まで間違いだったわけじゃないとルーカスと自分の想いを伝える姿、もう胸がいっぱいなのよ! 自分だって心も体も休ませなきゃいけない状態なのに、相手がどれほど自分を責めているかまで分かって、そっと手を差し伸べるんだもの。ポーラ、優しすぎるってば……!

イーサンもずっと苦しかったんだよね。兄を信じたかった気持ちも、残された家族を自分の手で失いたくなかった気持ちも、分からなくはない。でも、その判断でポーラやヴィンセントまで危険な目に遭わせてしまったから、簡単には自分を許せない。だからこそ、ポーラからルーカスの言葉を聞かされたとき、張り詰めていたものが少し緩んだように見えて、私までホッとしたわ。過去の選択をなかったことにはできなくても、幸せだった時間まで間違いにしなくていい。ポーラの言葉って、優しいだけじゃなくて、ちゃんと生きていくための言葉なのよね。

そして療養中のポーラを気にかけて通ってくるイーサンと、姿を見せないヴィンセント。この差はいったい何なのよ! イーサンも心配している場合じゃないのに、ポーラがヴィンセントのことを尋ねた途端、内心で行方を気にしているのがちょっと面白い。いや、笑ってる場合じゃないんだけど、ヴィンセント、あなた本当に何をしているの!?どこいったの?

と思ったら、ポーラが目覚めるまでずっとそばを離れなかったらしいじゃないの!それなのに本人の前には出てこないなんて、気持ちを伝えるのが不器用にもほどがあるわ。ポーラからすれば、あれほど強く引き留めてくれた人が、今は自分が屋敷を出ても構わないと言っている。そりゃ寂しいし、あのキスまで思い出したら簡単に割り切れるわけないでしょう。

ヴィオレットが心配してくれるのもありがたいし、つらい記憶から離れるという選択だって悪くない。それでもポーラは、自分の意思でこの屋敷に残ると決めたのよね。誰かに居場所を与えてもらうんじゃなく、自分がいたい場所を自分で選ぶ。その気持ちが伝わってきて、ポーラを応援せずにはいられないわ。だからヴィンセント、次こそちゃんと顔を見せて! ポーラを不安にさせたままにしたら、私が許さないんだから!でも、気がかりなのはジョニーがアリシャを連れて戻ったこと‥ポーラはどんな選択をするのか?

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