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『ある日、姉が死にました』71話~74話|クラードとユアンの想いが交差する中で南部に戦火が迫る

『ある日、姉が死にました』71話~74話|クラードとユアンの想いが交差する中で南部に戦火が迫る
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あぁ、すれ違いだけでも胸が苦しいのに、ここへ戦争まで重なってくるの、もう忙しすぎるんですけど! クラードはクラードで、過去に抱えたものを背負いながら自分の役割を果たそうとしているし、ユアンはそんな彼の言葉を自分へのものとして受け止めてしまう。いや、二人とも相手の本当の気持ちを確かめる前に傷ついていない!?アリエスタもクラードを救いたい一心で動き始めるけれど、その想いが素直に届くわけでもなく、関係がこじれていくのがつらいんですよね。一方で、ノエルとターシャの間には、本人たちが認めたがらない気持ちがちらちら見え始めていて、こちらは思わずニヤニヤ。ところが南部に敵軍が迫った途端、みんなの立場も選択も一気に変わっていく。フェデリコもユジン・ターシャもクラードも、そして、ユアンとノエルも、それぞれ守るべきものを抱えて戦場へ向かうんです。恋も家族も国も、簡単に切り分けられないからこそ、この先が気になって仕方ありません。

71話|クラードの過去が南部の社交界を動かし始める

侯爵代理は父への複雑な気持ちを抱えながらも、リリーの言葉を受けて先祖の意志を受け継ぐ決意を固めたわよ。

ぐっと来るの、侯爵代理が父への複雑な気持ちを抱えたまま、それでも一族の誇りを受け継ぐ側へ進んでいくところ。幼いクラードに家族のペンダントを託した侯爵は、最後まで自分の立場を捨てず、クラードを逃がそうとしていた。侯爵代理はその結果をずっと引きずっていて、父がなぜあの状況でそこまで貫いたのか理解できずにいたんだよね。でもリリーから、先祖たちが帝国の危機に立ち向かってきた歴史を聞かされ、その意志まで偽物にはしたくないと決める。父への反発が罪悪感に変わり、皇帝への恐れまで怒りに変わっていく流れ、ここかなり重いけど重要だよね。でもだからこそ、静かに涙を流す姿が刺さったわ。

そして現在の南部社交界。皇后とクラードが訪れたことで、貴族たちは一気に噂話。ノエルやユアン、ボロニコまで注目の中心になっていて、南まで来ても結局ゴシップ大会なの笑う。しかもユアンについては、皇帝の目から遠ざけるために連れてきたという話まで出ているのよ‥容赦ない。理由が何であれ、クラードが姿を見せたら面白くなると期待されているのも、もう完全に火種を囲んで眺めている状態だわ。

一方で侯爵代理は、父とともに北へ向かって失われた家々の現状を確認している。爵位も名前も失い、今は沿岸でトルカ諸島を見張る枝分かれした家々だけが残っている。救われた娘たちを持つ家は助けを求められても、家長たちは簡単には動けない。南の社交界は華やかに始まったけど、その裏側には名前すら失った一族の事情が積み重なっているわけで、これは簡単な話じゃないよね。

そしてターシャに男性貴族が次々と寄ってくる。褒められて怪訝そうにするのを見て、ユアンがすぐノエルに約束を確認するのも‥ノエル男を見せろ!頑張れって。ボロニコも皇帝もいない今こそ、二人が決めたことを守る時間。さて、この南の社交界、静かに終わるわけがないよね。

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72話|かつての別れについてクラードが問いかける

ついにユアンとクラードが真正面から向き合った!しかもユアンが言葉を失うほどの再会直後にアリエスタ‥はあ、空気読めない子だわ!

もう心配なの、ユアンとクラードがついに顔を合わせたとこ。ここ、二人とも簡単に言葉が出ないのが本当に重い。しかもユアン自身が、クラードとの関係を受け入れるまでにどれだけ苦しかったのかが一気に出てくる。

ターシャは南で男性たちから注目を集めまくっていて、本人はもう完全にうんざり。そこへ以前から距離を詰めてきていた男性まで現れて、ターシャが内心かなり警戒しているところにノエルが割って入る。しかも手を取ってそのまま連れていく。え、ノエル!? 今まで黙っていた人がここで動くの…がんばれって!? しかもターシャに対する気持ちを伝えようとしていたのに、結局、逆方向へ転がっていくのがもう不器用すぎる。

ただ、ターシャもすぐには納得できない。ノエルが自分を気にかけているなら、今まで何だったのかという話になるからね。結局ノエルはうまく説明できず、ターシャはその場を離れてしまう。そこをユアンが見ていて、心の中でノエルにもっと頑張れと突っ込んでいるのも可愛いわ。

さらにユジンがユアンにターシャの様子を見てほしいと頼む。自分とターシャなら周囲も気にしないけれど、ユアンとクノエルが一緒にいると余計な誤解を招くから、という判断。ユアン自身も自分の立場を理解しているから引き受けるけど、ユジンが自分を信頼してくれたことにはかなり驚いているのよ‥それはね、ルイズの話をドアの前で聞いていたからね。

そして問題のクラード。ユアンが扉を開けた先にいたのが、ずっと受け入れきれなかった相手だった。二人とも動けず、言葉も出ない。その直後、アリエスタがクラードのもとへ来て、南部で女性たちと過ごすという噂を否定しながら、自分は昔から彼を大切にしていると訴えるの。

そこでクラードがユアンの過去の言葉を思い出すんだよね。だけど、結局ユアンは離れていった。だから今さら堂々と目の前に立つことへの怒りが出る。ノエルの不器用さどころじゃない。こっちは過去の感情まで全部引っ張り出してくるから、ユアンとクラードの再会がますます苦しくなるよ‥。もう、誰か本当の事を教えてやってほしいわ!!

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73話|ユアンの決意が固まり、南部には戦いの気配が迫る

愛されることを求めるのではなく、最後までクラードを守るという決意に変わってしまうのが重い。

もう、ユアン向けられた想いが苦しい…。クラードがアリエスタに向けた言葉だと思って聞いていたのに、実際は全部ユアンへ向けられていた。「愛したことはない」「裏切りだと思っていない」「怒る理由もない」「責めるつもりもない」クラードの言葉が、本当にキツイわ。しかも、離れても仕方なかったとまで伝えている。ユアンが一番欲しかった言葉なのに、聞き方が最悪すぎる。

それでもユアンは、クラードに自分の気持ちを認めてもらうことを目的にしなくなる。自分がクラードを守れるなら、それでいい。最後までクラードの敵を排除することが自分の役目だと決めるんだよね。ルイズに再び会えたら話したいことがある、というところまで含めて、ユアンの中で何かがはっきり切り替わった感じがする。恋愛だけを追っていたら絶対に見えない強さがある。

一方のアリエスタは、クラードの本心が分からないまま、むしろ自分がクラードを助ける唯一の方法だと考えているの。10年間ただ待っていたわけではなく、ボロニコの現実も自分の目で確かめて、クラードを守るために動いていた。もちろんクラードに愛されれば最高。でも目的はそれだけじゃない。この割り切り方、意外と強い。

そしてランスロットまで巻き込んで、アリエスタをクラードと結びつける方向へ進もうとするのがまた複雑。ランスロット自身も、それが今ある中では最善だと分かっている。でもクラードがそれを受け入れたら、本当に救われるのかという疑問が残る。ランスロットが一番わかっているんじゃ?

そこへ最後、南部へ向かう大量の船。敵が上陸を狙っていると気づいた瞬間、恋愛どころじゃない大問題が来た。クラードを取り巻く状況、いよいよ個人同士の関係だけでは済まなくなってきたな…。ユアンが覚悟を決めた直後にこれを持ってくるの、忙しすぎるって。

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74話|クラードが戦場へ!ユアンとノエルが一緒に戦う道を選ぶ

それぞれ抱えている気持ちが違うから、みんなまとめて無事に帰ってきてほしいのだけれど!

クラードが鎧を身につけて馬に乗っている姿、ちょっとあぁ、これは気持ちが忙しくなるやつじゃないの!皇位を失った身なのに、南部の危機を前にして自分から戦場へ向かうなんて、本人のなかではもう迷いがないの。ランスロットが無謀だと心配するのも分かるけれど、クラードはこの機会を逃したくないのよね。自分が何者なのか、何ができるのか、行動で示そうとしているように見えて、つい応援したくなっちゃう。

それにしても、ボロニコの態度には腹が立つわ。南部に敵軍が上陸したと聞いても、援軍を送るどころか現地で何とかしろって、あまりにも無責任じゃない?騎士が必死に状況を説明しているのに、うるさいと追い払うような態度まで取るんだから困ったものよ。戦うのは自分ではないから関係ない、という感じが透けて見えるのが嫌なのよね。こういうときに上に立つ人の本性って出るものだわ。

その一方で、フェデリコは皇后とノエルを逃がし、自分は南部に残る決断をする。皇后がフェデリコまで失ったら生きていけないと涙をこぼす姿は、姉弟の絆が伝わってきて胸が痛かったよ。フェデリコだって離れたいわけではないでしょうに、それでも守るべき場所から逃げないのよ。誰かを大切にすることと、自分の責任を果たすことがぶつかってしまうのは、本当につらいところね。

そしてノエルよ!クラードが戦場へ向かう姿を見て、自分も戦いたいと思うなんて、今までの自信のなさを考えると大きな変化じゃないの!!兄・ボロニコが宮殿で何事もないように過ごしていることまで思い浮かべ、自分自身の情けなさと向き合っているのも印象的だったわ。クラードを立派だと思うだけで終わらず、自分も行動しようとするところに、ノエルなりの成長が見えるのよね。ユアンも負傷者の手当てを理由に同行を願い出るし、二人とも本気なのが伝わってくる。

ターシャもユジンに止められて引き下がるような子ではなかったわね。好きな人に自分の気持ちを疑われていると感じているからこそ、危険を承知で戦う覚悟を見せたい。その気持ちは分かるけれど、戦場で証明しなきゃいけないなんて、恋愛ってときどき不器用すぎるのよ。さらにアリエスタは、クラードが遠くへ行けば追いつけなくなると焦っているわけで‥。守られる側でいたくない気持ちも、そばにいたい願いも、どちらも切実なのよね。戦いの行方はもちろん気になるけれど、みんながそれぞれの思いを抱えて動き始めた今、誰がどんな形で大切な人を守るのか、そしてクラードが無事に戻ってこられるのか、心配だけど、きっと大丈夫だよね‥みんなを見守りたいわ。

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