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『枯れた花に涙を』71話~75話|追われる蓮を守る樹里、二人の関係が新たな局面へ動き出す

『枯れた花に涙を』71話~75話|追われる蓮を守る樹里、二人の関係が新たな局面へ動き出す
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まさか樹里のほうから蓮の手を引いて走り出すなんて――最も驚かされるのは、二人の立場が少しずつ変わっていること。これまで蓮に守られることの多かった樹里が、彼の様子からただならぬ気配を感じ取り、今度は自分が蓮を守ろうとするの。その姿には、蓮を単なる「助けてくれる人」としてではなく、大切な存在として見つめ始めた樹里の変化がにじんでいる。一方、蓮もまた、会えない時間をただ待つだけではなく、手作りのクマに想いを込めるほど樹里への気持ちを深めている。けれど二人の周囲では、蓮の過去を探る動きや監視の影が広がり、穏やかな時間ばかりではいられなくなって‥。そんな中でも、樹里が蓮のために見せる勇気や、蓮が彼女に向ける無防備な言葉には、二人だけの関係が確かに育っていることを感じさせられる。笑えて、切なくて、最後には少し胸がざわつく感じがたまらないわ。

71話|蓮の残り香に包まり眠れぬ夜を樹里がそっと抱きしめる

譲二が見た、刺繍に没頭する連のギャップに思わず笑った。

うわあああ、胸がきゅーっとなって仕方なかった!樹里が眠れなくて、蓮の脱ぎ捨てた服をこっそり羽織って、匂いを嗅いじゃうところ。もう「言い訳しながらやってる」感じが可愛すぎて悶えた。本人は「大きくてちょうどいい」とか「シワは後で伸ばそう」とか色々理由つけてるけど、結局は「好き」って気持ちが隠しきれてないんだよね。この不器用な素直さ、たまらなく愛おしい。しかも変な夢で目が覚めたって蓮に返信しながら、内心はずっと蓮のことばかり考えてる樹里を見てると、もうこの子本当に好きになってるんだなってしみじみ思った。

そして蓮も蓮で、街中でぬいぐるみを見かけて樹里を思い出してにこっと笑うの、反則すぎる。二人が離れていても、ちゃんと心が繋がってる感じがして、私まで温かくなった。譲二に裁縫を教わりながら真剣にハートの刺繍を入れる蓮の姿も、笑っちゃうくらい可愛いのに、その裏にある一途さがちゃんと伝わってきて胸がぎゅっとなる。「何かあったら自分を頼ってくれる」って約束を信じて、樹里の「来ないで」をちゃんと守ってる蓮、健気すぎない…?譲二が呆れながらも見守ってる感じも、なんだかんだ優しくて好き。

でも、その裏でじわじわ不穏な空気が広がってるのが本当に怖い。蓮の異母兄が身辺調査を始めて、「あの父親の血を引く奴が純粋なはずない」って吐き捨てるところ、聞いてるだけでムカムカした。譲二の「嵐の前の静けさ」って言葉もすごく引っかかるし、そして光が過去の記憶から樹里の存在に気づいてしまう展開…これは絶対にただじゃ済まない予感しかしない。

幸せな時間の裏で、静かに何かが動き出してる。この温度差がもう本当にドキドキする。

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72話|幽霊がいるからと連が甘えてきて可愛すぎる

不動産屋の何気ない子どもの予定の問いに答えられない樹里が切ない

最初から最後まで、樹里の一挙一動に振り回されっぱなしだった!新居を探しながら「蓮は背が高いから狭いと窮屈かも」ってつい彼中心に考えちゃうところ、もう完全に恋してるじゃんって思わずニヤけたわ。なのに不動産屋さんに「新婚さんですか?お子さんの予定は?」って聞かれた瞬間、あの寂しげな笑顔で「いいえ」って答える樹里を見て、胸がぎゅっと締め付けられた。言葉にできない想いがそこにたくさん詰まってる気がして、私まで切なくなった。二人の未来を思い描きながらも、心のどこかで踏み込みきれない樹里の姿がすごくリアルだった。

一方で蓮が会社で真剣な顔してクマのぬいぐるみにハート刺繍してるの、シュールすぎて笑っちゃった。秘書さん、そりゃ混乱するよね…!でもその健気さの裏で、兄の丈が「傷物の女に惹かれる異常者」なんて樹里のことを嘲笑ってるのを知って、ムカムカが止まらなかった。すぐ終わるだろうとか勝手に決めつけて、本当に失礼すぎる!しかも「面白くなってきた」なんて、これから何か仕掛けてくる気満々なのも不穏すぎる。

樹里が「しばらく来ないで」って自分から蓮を遠ざけながら、彼の服を抱きしめて恋しさを募らせてる姿も切なかった。強がってるけど、本当はずっと会いたかったんだよね。そんな中、バイト先のホテルに突然蓮が現れて「幽霊が出るから一緒にいて」って甘えてくるのよ、もうズルい!可愛すぎて叫びそうになった。

でも同じタイミングで、蓮の兄の母親が「夫としての義務を果たせ」って怒鳴り込むのよ…これ絶対何か大きく動き出す予感しかしない。この幸せな再会の裏で、一体何が始まろうとしてるの…?

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73話|連を誰かに奪われる不安から首筋に痕を残す樹里

横断歩道で亜里沙と偶然出会い―逃げたい気持ちと向き合いたい気持ちのせめぎ合い

もう色っぽさとキュンで悶絶した…!数日ぶりに再会した蓮がスーツをビシッと決めてて、樹里が「誰かを惹きつけようとしてるの?」って嫉妬しちゃうのよ、可愛すぎる。でも本人は「私よりまともな人と一緒になった方が…」なんて卑屈になってて、そこがまた切なかった。会えない間ずっと蓮が夢に出てきて眠れなかったくせに、素直に「会いたかった」って言えない不器用さも樹里らしくて愛おしい。蓮はそんな樹里の不安をちゃんと見抜いて、壁に押し付けて「怖かった」って独占欲全開でぶつけてくるの、もう‥ため息が出そう。樹里が首筋にキスマークを残して「私のものだよ」って確かめ合う姿よ、色気がすごすぎて赤面した。

一方で会長家のドロドロも見応えあった。兄の母親が「息子を展覧会に出席させて」って直談判して、会長が冷たく受け入れつつ「蓮に優しくしろ」って牽制する姿、家族の歪みがひしひし伝わってきて胸がざわついた。この一族、本当に一筋縄じゃいかない。

そして樹里の求職活動、リアルすぎてつらかった…。高卒という理由で断られたり、女性だからと決めつけられたり。「足掻くほど深く沈む沼みたい」って言葉、胸に刺さった。それでも蓮と二人で暮らせる場所を探そうと諦めない樹里、本当に強い。生活の厳しさと向き合いながらも前を向こうとする姿に、思わず応援したくなった。

極めつけは元夫の浮気相手・亜里沙との遭遇。とっさに隠れそうになるけど、「裏切られたのは私なのに、なぜ逃げるの」って自分を奮い立たせて隣に立つ姿、涙が出そうになった。惨めさと悔しさの中で「蓮の存在を見せつけたい」って衝動も本音でわかる。信号待ちの気まずさが限界に達したその瞬間、後ろから手を引かれる…誰なの!

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74話|手作りのクマを抱きしめ深まっていく樹里と蓮の絆

ネオンの光に立ち止まる二人を追う暗い足音に息をのんだよ。

最初から最後まで感情がぐるんぐるん動きっぱなしだった!亜里沙と鉢合わせしそうな瞬間に、後ろからスッと手を伸ばして樹里を蓮れ去った蓮、登場の仕方からもうかっこよすぎる。しかも渡してきたのが手作りのクマのぬいぐるみで、しかも「これと一緒に寝れば悪夢を見ない」なんて言われたら、そりゃ樹里じゃなくても泣いちゃう。かつて鉄平に「歳を考えろ」って笑われた捨てられたぬいぐるみを見ていた記憶が蘇る姿、あそこは本当に胸が痛かった。誰にも大切にされなかった感情を、蓮がちゃんと拾い上げてくれてるんだって思ったら涙腺が緩んだ。不器用な縫い目の一つ一つに、彼なりの本気がにじんでる気がして、余計に愛おしく感じた。

そのあとの、キスマークを見つけてボタンを締め直したのに、他の女性の視線に気づいた瞬間わざと外すところ、樹里の素直になれない可愛さが爆発してて悶えた。「私のものです」って態度に出さずにいられない気持ち、わかりすぎる。蓮が「服を脱がせた」ってからかうのも、いつもの緊張感がふっと緩んで微笑ましかった。

一方で不穏な空気も静かに広がっていて怖かった。焼き肉屋で監視されてることに気づいた譲二の緊迫感、蓮たちを追う怪しい男の存在、じわじわと迫る危険がヒリヒリ伝わってきた。蓮が何事もないフリをしようとしてるのに、樹里が彼の体の傷痕や息遣いの変化から異変を察知するのよ、二人の間にある深い理解が垣間見えて胸が熱くなった。

そして樹里が蓮の手を強く握って走り出す姿、もう完全に「私が守る」っていう覚悟が伝わってきて震えた。人通りのない路地に追い詰められながら、最後に見えたネオンサインの看板…あの不穏さでゾクッとしたわ。

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75話|真っ赤な樹里と涼しい顔の蓮

連が樹里を抱えて歩く姿を亜里沙が目撃する場面にざわついた…

甘さと切なさの差がすごかだった…!追手から逃げ込んだのがまさかの大人のおもちゃ屋だったの、シチュエーションが強すぎて笑った。明かりがついてる店を必死で探した結果があれだなんて、樹里も予想外だったよね。真っ赤になって焦る樹里に対して、蓮が「僕じゃ足りなかった?」なんて涼しい顔でからかってくるところ、この温度差がもう最高に面白い。ストッキングを手に取って誤魔化そうとしたのに、それすら蓮にツッコまれる樹里、可愛すぎて悶えた。最終的に手錠を手に取って「言うことを聞かない猛獣を懲らしめるため」って強がる樹里、健気すぎて。

外に出て、蓮が樹里の手の温もりに「怖いからこれからも一緒に逃げて」って抱きついてくる姿、逃走劇なのに幸せそうなのがずるい。追われてる状況すら愛おしく感じてしまう蓮の気持ち、なんだか胸がきゅんとした。誰かに追われる恐怖より、樹里と一緒にいられることの方がずっと大事なんだって伝わってきて、じんとしたわ。

でもカラオケボックスでのやり取りは、笑ってばかりいられなかった。「本当にホストなの?」って樹里が本気で聞いた瞬間、蓮が「じゃあ僕を買ってくれる?」って返して首筋に噛みつくところ、色気と切なさが同時に押し寄せてきて息が止まりそうだった。「全部が初めてだ」って告白、女性と店に行ったのも、誰かをこれほど欲したのも、死ぬほど憎んだのも全部初めてだって言われたら、もう胸がいっぱいで言葉が出なかった。「僕は君のために泣くし、僕だけが破滅する。だから突き放さないで、愛してほしい」って想いが、切実すぎて胸が痛かった。まっすぐすぎる蓮の想いと、過去に傷つけられ簡単には信じきれない樹里の心のズレが、切なくて仕方なかった。

そして、樹里を抱えて歩く蓮の姿を目撃する亜里沙…その視線に気づいた蓮が意味深に微笑みかける表情、絶対に何か企んでる顔だった。この先、亜里沙との接触がどう転がっていくのか、不安と期待でそわそわが止まらない。

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