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『伯爵家の秘められた侍女』61話~65話|ロバートへの想いをきっかけに、ポーラとヴィンセントの関係が動き始める

『伯爵家の秘められた侍女』61話~65話|ロバートへの想いをきっかけに、ポーラとヴィンセントの関係が動き始める
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ポーラ、優しすぎる! ロバートが母親を恋しがっていると知って、自分にできることを探して、ついにはヴィンセントにまで頭を下げてお願いするんですよ。いやもう、そこまでやるの!? と言いたくなるくらい一生懸命。でも、その優しさが思わぬ方向からヴィンセントの警戒心を刺激してしまうのが面白いんです。特に色付きインクの存在が出てきてからは、ポーラの過去とヴィンセントの記憶が少しずつ近づいてくる感じがして、私まで「待って、これ大丈夫!?」となったわ。しかもポーラ本人は自分の正体に気づかれることを何より恐れているから、ヴィンセントに探られるたびに内心ハラハラ。それなのに、ヴィンセントとの距離が近くなる場面では急にポーラが慌てたり、名前を覚えてもらっただけで妙に意識してしまったりする。この真面目さと初々しさの混ざり方がかわいい! ロバートへの愛情と、ヴィンセントの疑念が同時に膨らんでいくのがたまりません。

61話|ヴィンセントの寂しさにポーラが問いかける

ヴィンセントがロバートのことを心配してる姿に胸がきゅっとしたと思ったら…

もう、ポーラの恋愛耐性が低すぎて見ているこっちまで忙しいわ!ヴィンセントがロバートを注意して降ろすところは、ちゃんと子どもに理由を説明していて意外と優しいのよね。「危ないからやめなさい」だけじゃなく、ロバートが納得できるように話しているのが印象的だった。しかもポーラが「なんて素敵な話し方なの」と内心で感心してるの、分かる分かる。そういう何気ないところで惹かれちゃうのよ。

そして問題はそのあと。ヴィンセントがポーラにも手を差し出すんだけど、本人としては完全に親切なのよね。ところがポーラは手を取った瞬間から「近い、近い!」と大混乱。挙句の果てに慌てて頭をぶつけちゃうんだから、もう何してるのよ~!しかもヴィンセントまでよろけて、ロバートに心配される始末。ポーラの中では完全に人生最大級のやらかしになってるのが可哀想なのに、ちょっと笑ってしまう。

その後、眠っているロバートをヴィンセントが抱いているところへポーラが現れるのも、また空気が微妙なのよ。しかもポーラ、気まずさをごまかすようにチョコレートケーキを渡して、言いたいことがどんどん迷子になってる。「ロバートのためだけど、溶けるから、あなたが好きなら……いや、好きじゃなくても……」って、もう何を説明したいのか本人も分かってないでしょうよ。なのにヴィンセントは普通に食べて「子ども向けの味だな」って感想を言うの。そこでポーラが「あなたも甘いもの好きなのに」と思ってるのも可愛いわ。さらに名前を覚えていなかったことに少し寂しそうになるのが、今回かなり大事だった気がする。自分の容姿のせいで人の記憶に残ると思っていたポーラにとって、「特別視されていない」ことが逆に妙な感情を生んでるのよね。

そして、ロバートが母親を恋しがっていることを心配するヴィンセントに、ポーラが「あなたにも恋しい人はいますか?」と聞く。いや、急にそこまで踏み込むのね!でも、その質問をしたポーラ自身が答えを知っているような顔をしているのが、もう切ない。ヴィンセントの寂しさに触れた瞬間、ポーラの中の何かまで揺れた感じがして、最後の一言がずっと残るのよ。

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62話|ポーラは色インクや花束でロバートを励ます

ロバートの「お母さんから返事がない」が切なすぎるし、ポーラが必死に元気づけるのも優しいよね。

「お母さんに会いたい」っていうロバートの気持ちを、ポーラがちゃんと受け止めてあげてるのが、もう優しくてね。ヴィンセントに向かって、ロバートが母親を恋しく思うのは、それだけ大切に想っているからだと話すポーラ。その流れで「あなたには恋しくて忘れられない人はいないんですか?」と聞くのも、なかなか踏み込むじゃない。ヴィンセントも逆にポーラへ同じことを聞いてくるから、二人の間にちょっとだけ意味深な空気が流れるのよ。しかもヴィンセントが「よく知っている感情だ」と返すのが気になる。ポーラはどこまで気づいてるのかしら。

そのあと、ヴィンセントからロバートの様子を毎日知らせてほしいと頼まれたポーラが、なんだかんだ律儀に手紙を書いているのも可愛い。ところがロバートが木馬から落ちて腕を痛めたと知ると、ポーラは「また大変なことになった!」と内心大慌て。ヴィンセントに木馬を片付けられたら困るからと、転んだだけだと話を丸く収めているけど、いやいやロバート、元気なのはいいけどもう少し落ち着いて遊ぼうか。ポーラが毎回振り回されてるのよ。

そして一番胸に残ったのが、ロバートが以前にも母親へ手紙を書いたのに返事が来なかったと話すところ。そりゃポーラも固まるよね。あんな小さな子が「返事がなかった」と覚えているんだもの。そこでポーラが色インクを用意して、特別な手紙にしようとするのが本当にポーラらしい。ロバートが嬉しそうに書き始めて、最後には花束まで作る流れも可愛くて、こっちまで「よしよし、その調子!」って応援したくなるわ。

しかもロバート、母親だけじゃなく乳母やヴィンセントにも手紙と花束を渡して「いつもありがとう」と伝えるのよ。これには乳母も感極まるよね。ポーラがロバートの寂しさを埋めようとした結果、誰かへの感謝まで引き出せたのがすごく温かい。でも肝心の母親は最近ますます忙しくて、返事をもらえるか分からないっていう現実が待っている。せっかくロバートが頑張ったのに、そこは簡単にはいかないのね。最後にポーラがヴィンセントに頼ることを思いつくけど、今度はヴィンセントがどう動くのか、そしてロバートの気持ちがちゃんと届くのかが心配になってしまうわ。

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63話|金色のインクを見たヴィンセントの反応が…

ヴィンセントの反応が明らかに普通じゃない。金色のインクの手紙、絶対なんかあるでしょ!

ポーラ、ついにヴィンセント本人にお願いしに行くのよ。いや待って、相手めちゃくちゃ身分の高い人なのに、ロバートのためとはいえ正面から頼みに行くの強いって。しかも本人だって「できれば関わりたくない」と思ってるのに、始めたことだから最後までやらなきゃって腹をくくってる。こういうところ、ポーラほんと真面目なのよ。

ところがヴィンセントの反応はかなり冷たい。「なぜ私がそんなことをする必要がある」と返されて、ポーラも一瞬ひるむ。そりゃ怖いよ。今まで知っていた彼とは違うと感じるくらい、立場の差をはっきり突きつけられたんだから。でもポーラはそこで引かない。「ロバートが寂しくならないようにしたいと言っていたから」と、ヴィンセント自身の言葉を持ち出すのよ。うわ、そこ使うか!って思った。お願いするだけじゃなく、相手が大切にしているものをちゃんと覚えてるんだよね。

そして持ってきた箱の中には、ロバートが自分で作った花束と手紙。これを「あなたに」と渡すポーラがまた健気なのよ。ヴィンセントも花束を受け取って、ロバートには受け取ったと伝えてくれと返す。よし、ひとまず成功……と思った瞬間。

ヴィンセント、手紙を見て急に反応する。え、何!?さっきまでの冷静さどこ行った!?

ポーラを呼び止めて、金色のインクで書かれた手紙をどこで手に入れたのか聞いてくる。しかも必死な様子だから、ポーラも「何なの?」状態。理由が分からないまま、腕を掴まれて驚いてしまう。でもヴィンセントは乳母が来ると、すぐ手を離して何もなかったようにする。この切り替え、逆に怪しすぎるんだけど。

数日後、ロバートにはヴィンセントから返事が届いて大喜び。そこは本当に良かった。ポーラも嬉しそうにするけど、肝心のママからの返事はまだ来ていない。しかもポーラの頭には、あのときヴィンセントが何を聞こうとしていたのかが残ったまま。そして最後はジョニーの持っている色鮮やかなインク。ポーラが「高そうだけど、どうしたの?」と聞くと、ジョニーが急に歯切れ悪くなる。いやいや、待って。金色のインクでヴィンセントがあの反応をした直後に、こっちはカラフルなインクの話ですか。何か繋がってそうで、こっちまで気になって…。ヴィンセント、ルーカスが浮かんだのかな?!

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64話|ヴィンセントが色付きインクから手がかりを探りだす

ヴィンセントが探している相手と、自分が昔仕えていた相手が繋がりそうなのに、ポーラは「まさか私を探しているわけじゃない」と思い込もうとする。その否定がもう苦しいわよ。

ヴィンセントから手紙を渡されただけでもポーラはちょっと緊張しているのに、まさか色付きインクについて聞かれるとは思わないじゃない。しかも「前にもこのインクを使った手紙を受け取った」と来た瞬間、私まで「待って待って、そこ繋がるの!?」って身を乗り出しちゃったわ。ポーラ本人も一瞬でルーカスを察していて、昔の自分に関する話だと気づくんだけど、ヴィンセントの質問がどんどん具体的になるから、もう心臓が忙しいったらないのよ。

それでもポーラは、その場で過去を明かすんじゃなくて、とっさに話を作る。以前働いていた場所で同僚から色付きインクの存在を聞いた、知人に頼んで手に入れた、と自然に話をつないでいくのがすごいのよ。いや、ポーラ、いつの間にそんなに話を組み立てるのが上手くなったの。でも自分を守るだけじゃなくて、協力してくれたジョニーの名前まで出さないようにしているのを見ると、やっぱりポーラは一人で抱え込みすぎなのよね。

そしてヴィンセントが「その使用人は女性か」と聞いた瞬間、もうこちらまで固まる。ポーラの答えは男性。ここでジョニーを守れたのは大きいけれど、ヴィンセントが何を探しているのかは、ますます気になるばかり。しかも最後には「小さなことでも全部調べて教えてほしい」と念を押されるんだから、ポーラの逃げ場がどんどん狭くなっていく感じがするわ。

それなのにポーラが本当に怖がっているのは、自分の正体が知られることだけじゃないのよね。昔の自分を見られて、綺麗でもなく、立派でもなく、ただの醜い自分だと知られたとき、ヴィンセントに失望されること。それを考えてしまうところが、もう切なくてたまらない。ヴィンセントは昔のポーラを探しているのか…。もし本当に彼が探している相手がポーラだったら、今の二人はどんな顔で向き合うことになるのかしら。

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65話|ロバートとポーラの距離が少しずつ変わっていく

ロバート‥あんなに心配だった子が「ありがとう」って笑うの、ポーラも私も泣くしかないじゃん!

ロバートがポーラの頬に突然チュッてして走り去るの、ちょっと待って!! あのロバートが!? 今までポーラを振り回していた子が、こんなに素直に「ありがとう」を伝えてくるなんて、ポーラと一緒に私まで固まったわよ。しかも母親から「あなたを愛してる、会いたい」と聞いたロバートが、嬉しそうにそれを伝えてくるんだから、もう胸がギュッとなる。ちゃんと待っていようと思えるくらい、心が落ち着いたんだね。

しかもポーラ本人は、自分が大したことをしたと思ってないのがまた困るのよ。「なぜみんな私に感謝するの?」って本気で不思議そうなのよね。いやいや、あなたが動かなかったら話は進んでないでしょうが! 最初は面倒を避けたい気持ちもあったのに、結果としてロバートの心を支えることになってるじゃない。こういうところ、本当にポーラらしくて好きだわ。

ジョエリーもジョエリーで、突然ヴィンセントの話を始めるから笑ってしまった。「実はこの屋敷に臆病な人がいるの。それはヴィンセント」って、本人のいないところでかなり言いたい放題なのよ。でも外では威厳たっぷりなのに、内心では人を警戒しているという話を聞くと、ポーラが苦労して部屋から出そうとしていた頃を思い出して、なるほどねぇとなる。ポーラの「何が面白いの?」みたいな反応も最高。

そして夜の嵐。ポーラ、雷がなりロバートの部屋へ‥もう、ぴかっとドーンが怖くて歌おうとしたら余計に怖くなってるし、もう完全に一人で大混乱じゃない! それで廊下の明かりを見つけて「幽霊かも」と怯えていたら、出てきたのがヴィンセント。最後まで忙しいのよ、この人、暗がりでスーッと現れたビックリするでしょ!でも一番残ったのは、ロバートが少しずつ変わってきた姿だった。ポーラが気づかないところで、ちゃんと心が育ってる。なんだかロバートには、急がずゆっくり大きくなってほしいなって、妙に親心みたいなものまで出てきちゃうのよね。

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